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XMの取引時間はいつまで?取引時間で意識すべきポイントを紹介
「XMって平日ならいつでもトレードできるの?休日でもできたりするのかな?」
XMでは休日にトレードを行うことができませんが、平日なら24時間トレードを行うことができます。
しかし、XMで表記されている時間は日本時間ではなくGMT+3と少し特殊な表示が使われており、そのままの時間を使ってしまうと間違った取引時間でトレードをしてしまうことになるのです。
そこで今回は、XMの取引時間について紹介をします。
取引時間におけるトレードポイントなども紹介するので、時間を意識したトレードを取り入れたい方はぜひ参考にしてみてください。
XMの取引時間について
XMでは仮想通貨を除くFXやゴールドは取引時間が決められており、毎日トレードができるわけではありません。
そのためXMでドル円やユーロドルなどのFXをトレードする場合には、取引時間を正確に把握しておく必要があります。
XMで表記されている時間に関しても、日本の標準時間ではないため日本時間で計算をしなければ時間を不正確に把握することになります。
そこでまずは、XMで使われている表示時間を確認してから、XMで取引ができる時間について解説をしていきます。
XMではGMT+3の時間で表示される場合がほとんど
XMで取引時間を調べてみると、GMT午後1時やGMT+3などで表示されていることが多いです。
これをそのまま、日本の時間だと思い使ってしまうと間違った時間で把握してしまい、取引時間内だと思っていた時間が取引時間外となる可能性があるのです。
そこでXMの取引時間を正しく把握するためにはまず、GMTの意味を知る必要があります。
GMTとは、グリニッジ標準時のことで英国を基準とした世界標準時間です。
日本と時差がある英国の時間となっているので、そのまま使ってしまうと取引時間を正しく把握できないのです。
さらにXMのシステム表示に使われているのはGM+3(冬時間は+2)であり、XMがあるキプロスの時間のことでGMTよりプラス3時間進んでいるということになります。
日本時間はGMT+9(JST)で表示されるためGMTよりもプラス9時間進んでおり、GMT+3よりも6時間進んでいるということになります。
そのため、XMで9:00のように時間だけが表示されている場合にはシステム時間と判断することができるためプラス6時間で計算をすれば日本時間に変換することができます。
GMT9:00と表示されていればプラス9時間で日本時間に変換することができます。
月曜日から土曜日の平日は24時間トレード可能
それでは本題のXMの取引時間を紹介します。
XMの取引時間は、日本時間の月曜日06:05~土曜日05:50となります。
この月曜日から土曜日早朝までの間は24時間トレードを行うことができるということになります。
ただ、上記の時間はサマータイムである夏時間であるため、冬時間になると1時間繰り下がる点には注意しなければなりません。
欧米諸国ではサマータイムを導入しており、3月の最終日曜日から10月の最終日曜日までは夏時間となるのです。
そのため夏時間と冬時間で取引時間が変わる点には注意しなければなりません。
XMでは下記の時間が夏時間と冬時間で適応されます。
- ・夏時間:月曜日06:05~土曜日05:50
- ・冬時間:月曜日07:05~土曜日06:50
なぜ24時間トレードができる?
XMでは平日であれば24時間トレードを行うことができます。
株式投資では午前9時から午後15時までしかトレードを行うことができないので、XMだけ不思議に思うかもしれませんが、これはFX特有の世界の市場で取引が行われているためです。
FXは各国の通貨を取引する金融商品であるため、日本だけではなく世界中の市場で取引が行われます。
FXの場合、日本の市場が午前9時から開催して午後17時に閉場しますが、午後16時からロンドン市場が開催します。
さらに夜21時からはニューヨーク市場が開催して翌朝6時に閉場し、その直後オーストラリア市場が開催するため、日本の市場が閉場しても世界の市場が開催しているため24時間トレードが行えるのです。
ちなみに日本時間の土曜日早朝にニューヨーク市場が閉場した以降は月曜日まで世界の市場が開催しないので、土日はトレードを行うことができないのです。
土日は基本トレードができず、祝日などは取引時間に変更がある
XMの取引時間は月曜日から土曜日の早朝6時前後までとなっているため、基本的に日曜日と土曜日はトレードができないということになります。
祝日に関しては基本的にトレードができますが、祝日によっては早く取引時間が終了する日もあります。
代表的な祝日としてはクリスマスや元旦があり、元旦は何曜日であろうとトレードを行うことができません。
クリスマスに関しては、日本は休みでなくても欧米諸国が休みとなるため休場や取引時間の短縮が行われます。
「日本が祝日の場合にはトレードできない?」と思う方もいるかもしれませんが、日本だけの休日であれば海外の取引市場が開催をしているため通常取引時間でトレードできる場合が多いのです。
最新のXM取引時間はXMから確認ができる
祝日に休場となったり取引時間の短縮が行われますが、最新の取引可能時間に関してはXMの公式サイトから確認を行うことができます。
上記リンクからXMのお知らせページを確認することができ、各月の取引時間に関して記載がしてあります。
特に金融商品によって対応している取引市場が違うため、休場となる時間がバラバラに記載をされているので、自分がトレードを行う金融商品と休場日を月初めに確認しておきましょう。
XMの取引時間にトレードで意識すべきポイント
ここまでXMの取引時間に関して紹介してきましたが、取引時間は単にトレードができるだけの時間だけではなく、実際にトレードを行う際の戦略として活用することができます。
それは先ほどXMが24時間トレードできる理由を紹介したことと関係しており、時間が経つにつれて開催市場の国が変わっていくためです。
取引時間のチャート上の動きに関して特徴をおさえておけば、有利にトレードを行うことができるのです。
そこでここからは、実際にXMのMT4でトレードをする際の取引時間で注意すべきことと、取引時間で意識すべきことについて紹介をしていきます。
XMのMT4はGMT+3表記なので日本時間ではない
実際にXMでトレードをする際には、表示されている時間に気を付けなければなりません。
XMの標準時間は所在地であるキプロスのGMT+3を採用しているため日本時間ではありません。
そこで日本時間に変換するためにプラス6時間で計算をするようにしましょう。
例えば、下記のMT4では気配値表示時間として09:12と表示されています。
キプロス時間を日本時間に変換するために6時間プラスをすると「15:12」となります。
ただ、無理にMT4の時間を確認しなくてもパソコンで表示されている時間を確認すれば、はじめから日本時間となっているので、そちらを活用したほうが良いでしょう。
取引時間の違いでチャートの動きやすさが違う
XMでトレードをする際には取引時間でのチャートの動き、ボラティリティの違いに注目をすることで戦略的にトレードを行うヒントを得ることができます。
基本的にFXのトレードでボラティリティが高くなりやすいのが、東京市場が開催する午前9時~から午前10時の間、ロンドン市場が開催する午後16時以降、ニューヨーク市場が開催する午後21時以降、となります。
これは世界3大市場が東京・ロンドン・ニューヨークとなり、トレードが活発的に行われるためです。
ちなみに最も活発的にトレードが行われるのがロンドン市場とニューヨーク市場の開催が重なる午後21時から午前2時前後となります。
ボラティリティが高くなる時間を狙うことで、大きく利幅を狙ったり、タイミングよくポジションを持つことができる機会を増やすことができます。
逆に上記以外の時間はボラティリティが低くなりやすいので、トレードを行わないという戦略を取ることもできるのです。
NY市場とロンドン市場の開催が重なり、米国の重要指標発表時には要注意
ロンドン市場とニューヨーク市場の開催が重なる21時以降はトレードを行うチャンスと紹介しましたが、米国の需要指標発表時には気を付けなければなりません。
米国のドルは世界でも基軸通貨とされており、世界経済の中心となっています。
そのため米国の経済の状況に関しては、各国の経済の状況に影響を与えるほど大きなものであり、その米国の経済の状況を公開する経済指標の発表時にはドルが絡んでいる通貨に関してボラティリティが急激に高くなるのです。
例えば、毎月初週金曜日には米国の失業率などを公表する雇用統計が発表され、ドル円やユーロドル、ポンドドルなどの主要通貨のボラティリティが急増します。
雇用統計に関してはあらかじめ予測値が公表されますが、実際に公表される実測値と違いがでた時にボラティリティが急増するため、予測をすることが難しくポジションを保有しているだけで大損失につながるリスクがあります。
そのため取引時間内だとしても、雇用統計をはじめとするボラティリティが高くなりやすい指標発表時にはポジションを持たないというのも一つの戦略となります。
土日はトレードができないため、ポジションの持越しは意識的に
土曜日と日曜日には、取引時間外となるためトレードができないと紹介しましたが、実は世界の市場が全て休場しているわけではありません。
土曜日と日曜日でも中東のバーレーンでは市場が開催しているのです。
ただ、バーレーン市場は現地の人でも土日は取引を行うことがほとんど無いため、開催をしていないのと同様に捉えられています。
しかし、この普段土日に取引が行われないバーレーン市場が開催しているがために、週明けの月曜日に急落や急騰が発生してしまうのです。
XMでトレードができるFXは、世界各国の経済状況だけではなく世界で起きる大事件や問題も影響を与えています。
その大事件が土日に起きた際には、バーレーン市場で取引が行われ取引量が薄くなっているので簡単に値が動いてしまい、週明け月曜日に急落や急騰が発生して窓(ローソク足とローソク足の隙間)が空くのです。
つまり、土日にバーレーン市場が開催している影響で時に値が大きく動いてしまい、XMでは取引時間外で対応することができないので、急落と急騰のリスクを避けるために週末にポジションを持ち越すのはやめておきましょう。
まとめ
以上がXMの取引時間についてとなります。
XMのサイトではキプロス時間であるGMT+3が採用されているため、プラス6時間で計算をして日本時間に換算するようにしましょう。
それとXMでは夏時間と冬時間が採用されているので、トレードの始まりと終わりが下記の時間となります。
- ・夏時間:月曜日06:05~土曜日05:50
- ・冬時間:月曜日07:05~土曜日06:50
取引時間の変更に伴い、米国の指標発表時間も1時間程度ずれるため覚えておきましょう。
単にトレードができるだけの取引時間と認識をしてしまうことが多いのですが、市場が活発となる取引時間や逆に活発ではない時間を意識することでトレードを行うのかについての戦略を立てることができます。
今回紹介をしたのはその一部となりますが、意識をするだけで大きく結果に繋がりやすい戦略なので是非参考にしてみてください。