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人気海外FXのXMは違法業者?金融庁無登録でも利用して大丈夫なのか徹底解説
日本国内でも人気の高い海外FXのXMですが、時に「XMを使うのって違法じゃないの?」という声を耳にします。
ネット上には様々なうわさ話や情報が転がっていますが、海外FXについても真偽を疑う情報が流れているのは事実です。
しかし、XMが違法で使えないという話のほとんどは、きちんと調査をしていなかったり根拠の無いものがほとんどです。
実際にXMを日本国内から利用するのは違法ではありません。
ではなぜXMは違法という噂がながれているのかという疑問を持つ人も多いかとも思います。
そこで今回は、なぜ海外FXのXM利用が違法と言われてしまうのか、XMを利用することは違法ではないという内容で紹介をしていきます。
海外FXのXMは金融庁から無登録業者として警告を受けている
海外FXのXMが違法と言われている原因の一つが、日本の金融庁から日本国内で活動を行う金融商品取引業社において無登録業者として警告を受けているためです。
XMはTradingPointが運営を行う海外FXであり、金融庁が平成24年頃に警告を行っています。
つまりXMは平成24年の時点では、金融庁に無登録で海外FXとして事業を行っているという事になるのです。
ちなみに金融庁が指定をする無登録業者についてはXM以外にもTitanFXやGEMFOREXなど、ほとんどの海外FXが無登録という状態となっています。
しかし、金融庁に無登録業者として警告を受けている=違法とはなりません。
金融庁の登録を行わなければならない業者は、あくまで日本国内居住者を対象とした営業を行っている場合となるためです。
金融庁に未登録だが違法営業ではない
金融庁の登録を受けなければならないのは、外国証券業者(FX業者)が日本国内居住者を相手に営業を行う場合です。
※金融庁:外国金融サービス業者が我が国市場に参入するにあたって適用される法規制
上記が金融庁の海外FXに対する登録関連の規則となります。
金融庁としては無登録で日本国内居住者に対して営業を行った場合には、外国証券業者に関する法律第45条及び第50条の罰則が課せられるとしています。
もしXMが日本国内居住者に対して営業を行っている場合には、金融庁の登録を受けていないため罰則が課せられることになりますが、XMは日本国内居住者に対しては営業を自主的に行っていません。
上記画像はXMのサイト上に掲載されている日本国内居住者に対するサービス提供に関する記載です。
「XMTradingはJFSA(日本金融庁)の監視下にないため、金融商品提供や金融サービスへの勧誘と考えられる業務には携わっておらず、本ウェブサイトは日本居住者を対象としたものではありません。」
つまりXMは日本国内居住者に対する営業を行ってはいないということになります。
日本国内からXMを利用したとしても違法では無いため罰される心配などはない
XMが日本国内居住者に対する営業を行っていないため、金融庁が定める外国証券業者に関する法律第3条には該当しないため、無登録業者だとしても違法ではないのです。
そして上記金融庁のホームページに記載してある内容から、日本国内居住者が自主的にXMを利用することは問題ないと読み取ることができ、日本国内トレーダーがXMを利用していたとしても、何ら違法性も問題も無いということになります。
そもそも、XMの存在自体に違法性があるわけではなく、金融庁が定める法律に違反をしている場合に違法であると判断することができます。
今回のように、XM自体は金融庁から無登録業者として指摘をされていますが、それはあくまで形式上であり、XMは日本国内居住者に対して自主的に営業を行っている業者ではないので、金融庁が定める法律に違反をしていないため違法海外FX業者ではありません。
金融庁はなぜXMを未登録業者としている?
XMが違法な海外FXではないということがわかりましたが、そもそもなぜ金融庁は海外FX業者の多くを未登録業者として指定をしているのでしょうか。
それは、日本国内FXと海外FXの違いを見てみると分かります。
海外FXを利用する人の多くが、日本国内FXには無い魅力があるため使っていることがほとんどです。
その魅力とは、日本国内FXでは最大25倍のレバレッジ仕掛けることができませんが、海外FXではレバレッジに上限が無く100倍や1000倍といった倍率でレバレッジを掛けられることにあります。
つまり日本国内FXで最大25倍のレバレッジしか掛けられない事に、海外FXが未登録業者とされてしまう原因があると言っても過言ではありません。
金融庁が定める投資家保護のルール
金融庁は日本国内で営業を行うFX業者に対して、投資者保護の観点からルールを定めています。
証拠金制度であるレバレッジ取引に対しては、取引金額に対して4%以上の証拠金を差し入れ維持する必要がある、つまりレバレッジは25倍以下で無ければならないということです。
このルールに対して、ほとんどの海外FXではルール対象外となってしまいます。
XMでは最大888倍のレバレッジトレードを提供しているため、当然ながら金融庁の定めるレバレッジ25倍以下のルールから外れてしまうため、無登録の業者となってしまうのです。
つまり、海外FXであるXMが違法ではないが金融庁から無登録業者として指摘されているのはこういった理由があるためです。
レバレッジに制限があるとしてもXMにはゼロカットシステムがある
先ほども紹介した通り、金融庁は投資家を過度なレバレッジを掛けることによって発生するリスクから守るために、レバレッジ上限を25倍以下とするルールを定めています。
つまり、金融庁から見るとXMは最大888倍のレバレッジで危険な業者だと見えてしまうのですが、実際にXMが提供するサービスを見て見るとそのようなことはありません。
XMの888倍というハイレバレッジですが、ゼロカットシステムと呼ばれる仕組みがあるためです。
ゼロカットシステムとは、追証が発生しないシステムのことで、証拠金(口座内の資金)以上の損失が発生した場合には、証拠金以上の損失はゼロになるのです。
例えば、XMで証拠金を10万円入金しており、ハイレバレッジトレードを行い相場の急激な変動に巻き込まれてしまい、ロスカットが間に合わず100万円の損失が発生してしまいました。
本来であれば10万円ー100万円=‐90万円の損失が発生し、追証として借金を抱えてしまうのですが、XMならゼロカットシステムがあるため、‐90万円が発生しないのです。
これがXMがトレーダーを守るシステムとして提供しているゼロカットシステムとなります。
状況によっては日本国内FXよりもXMの方が安全な場合がある
日本国内FXだと金融庁によって投資家保護の観点から最大レバレッジを25倍以下と定められており、一見安全なように見えますが実はハイレバレッジでトレードができるXMの方が安全という見方もできます。
それが先ほどから紹介をしているゼロカットシステムの有無が影響をしています。
例えで紹介した、証拠金10万円に対する損失額‐90万円ですが、日本国内FXで万が一同様の損失が発生した場合には、追証として‐90万円が借金として残るのです。
もちろんレバレッジの倍率によって‐90万円ほどの損失は証拠金10万円だと起こる可能性は低いですが、暴落時には日本国内FXでも‐30万円や-50万円といった追証が発生する可能性はゼロではありません。
つまり、追証が発生する時点で日本国内FXよりも海外FXであるXMの方が安全だと言えるのです。
XMなら暴落に巻き込まれたとしても、ゼロカットシステムによって証拠金以上の損失は発生せずに証拠金はゼロとなるだけで済みます。
もちろん、証拠金は失ってしまいますが日本国内FXよりも受けるダメージは少なく済むのです。
そのため、単純にレバレッジが低いからと言って日本国内FXが安全というわけではなく、追証が発生する可能性を見てみるとXMの方が安全な場合があると言えるのです。
XMに違法性は無くても気を付けるべき点がある
XMは金融庁から無登録業者として指摘をされていますが、日本国内での営業を行ってはいないため違法ではないと紹介をしてきました。
そして、日本国内FXでは追証が発生するが、XMにはゼロカットシステムがあるため安全なのですが、完全に安心して利用できるわけではありません。
それは海外FXの多くが指摘をされたり、問題視をされている気を付けるべきことがあるためです。
トレードに勝っても出金できない場合がある
気を付けるべきこととは、XMのトレードで勝った利益を出金できない場合があるためです。
gemforexは、
海外fx業者の中では、かなりまともですね。xmは、トルコリラで稼ぎすぎた時に口座凍結されましたが、
gemは未だに出金拒否もありません。当然取引ルールは
ちゃんと注意する必要がありますが、
使いやすいと思います。— やまびこ@FX 外為OP (@sein_seiya) May 24, 2020
よくネット上で聞く話ではありますが、XMのハイレバレッジで大きな利益を得られたとしても、最終的に出金できなければ意味がありません。
しかし、こちらの出金拒否に関しては、本当に正当な理由で出金ができないのかという疑問が残ります。
トレードで正当に得た利益を出金できないというのはおかしな話ですし、XM側としても正当なトレードで得た利益を出金拒否にしたとしてもメリットがありません。
そこで実際に調査をしてみると、XMで出金拒否をされてしまったと発信している人のほとんどが、なぜ出金拒否となってしまったのか、出金拒否となる証拠画像などを提示できていない情報ばかりです。
つまり、XMから出金拒否をされてしまったというのは、嘘であったりXMが定めるルールを無視している可能性があるのです。
XMからの出金拒否はトレーダーがルールを無視している場合がほとんど
まず実際のXMからの出金について口コミなどを調査してみると、きちんと出金ができているというものがほとんどです。
つまり出金拒否という口コミよりも、出金ができているという人の方が多いのです。
xm出金早いなー!
昨日の夜中出金してもう着金した😳😳😳— へいきち@1000円からの成り上がり (@hekichi123) May 7, 2020
XM出金完了。びびるわ😅 pic.twitter.com/zgT2titlZo
— Nick (@nick_friedman) April 2, 2020
言っとくけどXMもFXSUITもストップ狩りとか出金トラブルないからな
逆に国内FXはありまくり。これでまだ国内FXが安心とか思ってたら洗脳だよあとアフィはやってないので、アキラをアフィリエイターとか批判したらブロックするんで
— アキラ@FX日本ランキング1位 (@a__KiRa612) November 29, 2019
そして先ほども少し紹介しましたが、出金拒否をXMからされてしまっている人の多くが出金拒否の証拠や内容を提示できていないことがほとんどです。
XM使用者としては、XM出金拒否ツイートを見ると心配になるけど、出金拒否証拠をちゃんとアップする人が皆無なのはそういうこと。
手っ取り早いのは自分で稼いで多額を出金してみて確かめたいね。— ナトリト:投資垢 (@UdonUdon20) May 12, 2020
そのためXMで出金ができないと、騒ぎ立てている情報のほとんどが真偽を疑うものとなっています。
ですが、XMの出金拒否については確かに存在をしています。
それはXMが定めるルールを無視した場合です。
いくつかの出金拒否をされてしまうルールがXMにはあり、それに従う形でトレードや出金を行わなければなりません。
- ・アービトラージの禁止
- ・複数口座や他業者間での両建て禁止
- ・入金履歴が無い取引では出金ができない
- ・入金と出金は同額までは同方法でなければならない
- ・クレジットカードによる入金は優先的に出金しなければならない
- ・XMで出金に対応している銀行でなければ出金できない
以上の取引や出金ルールがあるため、これらを守らなければ出金拒否をされてしまうのです。
XMにおいて出金拒否は確かに存在しますが、それはXMが定めるルールを無視している結果であり、過剰に出金拒否が行われているという情報については誤りが多いため気を付けるようにしましょう。
まとめ
以上がXMが違法と言われている理由の紹介となります。
今回紹介した通り、XMは決して違法な海外FXではありません。
あくまで、金融庁が定める法律に適していないため無登録業者とされているだけで、日本国内のトレーダーが自主的にXMを利用するのなら問題はありません。
そして最近ではネットやSNS上で情報発信を行う人が増えてきたため、様々な真偽が確かではない情報が出回るようになりました。
トレードのやり方やテクニカル分析の使い方など、これまで知ることができなかった情報を知れるというメリットがありますが、逆に誤った情報を信じてしまう事もあるのです。
そのため、違和感を感じたり過剰な表現がされている情報については、一度その真偽を調べてみたり、信頼に値する情報なのかを判断してから取り込むようにしましょう。