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更新:2023.04.16 作成:2023.04.16

XMのスプレッドとは?各口座タイプの一覧や抑えるポイントも解説

XMのスプレッドとは?各口座タイプの一覧や抑えるポイントも解説

 

FXで利益を得るためには予想を的中させることはもちろん、いかにしてコストを抑えるかを意識しなければいけません。

 

なかでもスプレッドはFXにおける代表的なコストであり、取引の度に発生することから回数が増えるほど負担は大きくなります。

 

また、スプレッドはFX会社により異なることから、口座選びをするうえで重要な判断基準と言えるのです。

 

なお、海外FX会社の中でも多くの人に支持されているXMを利用する際も、スプレッドの特徴や平均値を押さえておく必要があるでしょう。

 

そこで今回は、XMのスプレッドについて特徴や各口座タイプの一覧を紹介し、あわせてコストを抑えるうえでのポイントも解説するため、ぜひ参考にしてみてください。

 

スプレッドとは?

 

スプレッドとは?引用:XMTrading

 

スプレッドはFX取引をする上で必ず発生するものであり、FX会社に支払う実質的な手数料です。

 

一般的に為替取引をする際、通貨には買値(Ask)と売値(Bid)があり、買値の方が高く設定されています。

 

この買値と売値の差額のことを「スプレッド」と呼びます。

 

仮に通貨を購入し同じタイミングで売った場合、スプレッドの分だけ損をすることになります。

 

スプレッドは日本円を含んだ通貨ペアであれば「銭」、日本円を含まない通貨ペアの場合は「pips」で表示されます。

 

スプレッドは通貨の種類によって変わりますが、0.1銭~0.5銭など金額自体は小さいです。

 

しかし、FXで取引する単位は1,000通貨・10,000通貨単位であるケースが多く、実際には1度の取引で数十円ほどの手数料がかかることになります。

 

このようにスプレッドは取引をする際に必ず発生するコストであり、FXで利益を増やすためにはスプレッドを抑えなければなりません。

 

また、スプレッドは通貨ペアだけでなくFX会社によっても変わります。

 

スプレッドが固定されているものもあれば変動するものもあるため、FX会社を選ぶ際には注意してください。

 

他にも、市場に大きな動きがあり相場が急変しているときや、流動性が低下しているときなどはスプレッドが広くなる傾向にあります。

 

XMのスプレッド

 

XMのスプレッド
引用:XMTrading

 

先程の通り、スプレッドはFX業者によって変わるため、XMを利用して取引する際はスプレッドの特徴を把握してからスタートすることをおすすめします。

 

XMではトレーダーが快適に取引できるように環境を整えていますが、それ故に設定が複雑になっているため注意してください。

 

ここからはXMのスプレッドの特徴について紹介します。

 

変動制を採用している

 

XMのスプレッドは変動制を採用しています。

 

多くの国内FX会社は「原則固定スプレッド制」を採用しており、各通貨ペアによってスプレッドが決まっています。

 

このパターンでは、余程のことがない限りスプレッドの金額は固定され、相場が変動しても変わりません。

 

それに対して変動スプレッド制の場合は、値動きや市場の状況によってスプレッドも変わります。

 

市場が急変したときはスプレッドが大きく広がるリスクがありますが、基本的に平常時では固定スプレッド制よりもスプレッド幅は小さいです。

 

相場が急変しているタイミングは取引を控えるようにすると、平均的なスプレッドは狭くなるためFX取引のコストを抑えやすいです。

 

また、固定スプレッド制のFX会社では、経済指標の発表や市場が急変することが予想されるイベントの直前などの直前に、取引を制限する場合があります。

 

これは固定されたスプレッドを維持するための対策です。

 

その点、変動スプレッド制を採用しているXMでは、市場に大きな動きが見られる場合でも取引に制限がかかることはありません。

 

相場が大きく動くタイミングで快適に取引できるため、チャンスを掴みやすいです。

 

極小スプレッドを実現

 

XMでは変動制を採用しているだけでなく、「フラクショナル・ピップ価格設定」によってスプレッドを提供しています。

 

フラクショナル・ピップとは「1pipsよりも小さい小数点の桁」のことです。

 

この価格設定を採用することにより、小数点第3位から小数点第5位までの取引価格の表示が可能です。

 

それにより、XMでは0.1ppsという極小スプレッドを実現しています。

 

その結果、わずかな価格変動でも取引が成立することで利益を得られるチャンスがあります。

 

特に、短時間で何度も取引を繰り返す「スキャルピング」は、極小のスプレッドと相性が良く、コストを抑えての取引が可能です。

 

口座タイプによってスプレッドが異なる

 

XMでは次の4種類の口座タイプがあります。

 

  • ・スタンダード口座
  • ・マイクロ口座
  • ・KIWAMI極口座
  • ・ゼロ口座

 

それぞれの口座タイプにより、取引通貨量や受け取れるボーナスの種類が異なるだけでなく、スプレッドの水準も異なります。

 

それぞれの口座タイプにメリットとデメリットがあるため、自身の取引スタイルに合ったものを選んでください。

 

例えば、スタンダード口座は受け取れるボーナスの種類が多く、マイクロ口座は取引通貨量の単位が少ないため少額投資が可能です。

 

KIWAMI極口座・ゼロ口座は他の2種類よりもスプレッドの水準が低いため、スプレッド幅が大きく影響する取引手法を実践する際に適しています。

 

XMの平均スプレッド一覧

 

XMの平均スプレッド一覧

 

XMにおけるメジャー通貨の平均スプレッド一覧は次の通りです。

 

通貨ペアスタンダード口座マイクロ口座KIWAMI極口座ゼロ口座
米ドル/日本円1.6pips0.7pips0.1pips
ユーロ/米ドル1.7pips0.7pips0.1.pips
ユーロ/日本円2.3pips1.2pips0.1pips
ポンド/米ドル2.1pips0.7pips0.2pips
米ドル/スイスフラン2.1pips0.9pips0.4pips
米ドル/カナダドル2.2pips1.3pips0.5pips
豪ドル/米ドル1.8pips0.9pips0.4pips
ニュージーランドドル/米ドル2.7pips1.2pips1.0pips

 

このようにスタンダード口座とマイクロ口座は標準的なスプレッドですが、KIWAMI極口座であれば0.7pipsのスプレッドで取引できる通貨ペアが多いです。

 

さらに、ゼロ口座は最小で0.1pipsであるため、大幅にスプレッドによるコストを抑えられます。

 

実際に、米ドル/日本円で比較したとき、スタンダード口座・マイクロ口座は1.6pipsであるのに対してゼロ口座は0.1pipsであるため16倍の差になります。

 

スプレッドの幅が広い通貨ペアの場合、利益を出しにくくなります。

 

この一覧をもとに取引する通貨ペアやトレード手法を参考にしてみてください。

 

XMでスプレッドを抑える方法

 

XMでスプレッドを抑える方法引用:XMTrading

 

スプレッドは取引する際に発生するコストであることから、より大きな利益を狙うためには極力抑える必要があります。

 

また、他の海外FX事業者と比較すると、XMはスプレッドが広いと感じる人もいます。

 

実際に、XMのスプレッドは他のFX業者と比べて、大きく不利になるようなことはありません。

 

XMのスプレッドの特徴を押さえ、他のサービスを有効活用することで通常よりも抑えやすくなります。

 

ここからはXMでスプレッドを抑える方法を紹介します。

 

取引する時間帯・タイミングに注意する

 

XMは変動スプレッド制を採用しているため、1日の中でもスプレッドが広いタイミングと狭いタイミングがあります。

 

これはスプレッドが取引量に応じて変化し、取引量が増えると狭く、減ると広くなる傾向があるためです。

 

XMを利用してFX取引をする場合は、取引量が多くなるタイミングを狙うと良いでしょう。

 

同様に、取引量が減ることが予想される時間帯の取引は控えてください。

 

例えば、日本時間の早朝は流動性が低い傾向にあり、スプレッドが広がりやすいです。

 

具体的には、ニューヨーク市場の終盤のタイミングである日本時間の午前4時から8時は、取引量が少ない時間帯です。

 

また、この4時間の中でも午前6時から7時までは特に取引量が落ち込みます。

 

出勤前にFXに取り組みたい人は、スプレッドが広がりやすいタイミングであるため注意してください。

 

他にも、次のようなタイミングではスプレッドが拡大する傾向にあります。

 

【スプレッドが広がりやすいタイミング】

 

  • ・年末年始(休暇により市場の参加者が減る)
  • ・重大な経済指標の発表による相場の急変時
  • ・政治的な要素によって世界情勢が不安定になっているとき
  • ・その他、予想しない外部要因

 

このようなタイミングでは、スプレッドが広がりやすいだけでなく、相場が大きく変動するため注意して取引しなければなりません。

 

ボーナス・ポイントを活用する

 

XMのスプレッドが広いと感じる人は、提供されているボーナスやポイントを活用し、スプレッド分を相殺するのがおすすめです。

 

そのためにも、ボーナスやポイントの種類、獲得条件を押さえる必要があります。

 

ここからは、XMのボーナスとポイントについて解説します。

 

XMが提供するボーナスの種類

 

XMが提供しているボーナスは大きく分けて次の2種類あります。

 

  • ・新規口座開設ボーナス
  • ・入金ボーナス

 

新規口座開設ボーナスは、いずれの口座タイプであっても口座開設が完了してから30日以内に、本人確認書類と住所証明書類を提出し、口座を有効化すると獲得できます。

 

通常の新規口座開設ボーナスの金額は3,000円ですが、現在では15,000円分のボーナスがプレゼントされます。(終了時期未定)

 

他のFX会社では5,000円から10,000円であることが多く、XMでは15,000円分であるためこのチャンスを活かしてみてください。

 

XMの入金ボーナスは、入金額に応じて一定の割合のボーナスが還元される仕組みです。

 

それまでの入金額の累計によって還元率は変わり、500ドル(相当額)までは入金額の100%のボーナスを獲得できます。

 

501ドル以降は入金額の20%のボーナスを受け取ることができ、上限である10,500ドル(相当額)まで、入金する度に何度でも獲得できます。

 

入金額が多いほど受け取れるボーナスの金額も大きくなるため、有効活用すれば効率良く取引を進められるでしょう。

 

XMで獲得できるポイント

 

XMで獲得できるポイント引用:XMTrading

 

XMにはロイヤリティプログラムというものがあり、1ロットの取引の度にボーナス・現金に交換できるXMポイントが自動的に貯まります。

 

このポイントを活用することで、スプレッド分と相殺してトータルのコストを抑えられます。

 

ポイントは取引を継続した日数によって決まる「ランク」の影響を受け、ハイランクになるほど多くのポイントが貯まる仕組みです。

 

交換する現金とボーナスでは、ボーナスの方が換金率が高く、100ドル相当の現金に換金するためには4,000XMポイントが必要ですが、ボーナスであれば300XMポイントで済みます。

 

ランクは全部で4種類あり、エグゼクティブ・ゴールド・ダイアモンド・エリートであり、貯まるポイントとスプレッドに換算したときの関係は次の通りです。

 

ランクランクアップに必要な日数獲得XMポイントpips換算
エグゼクティブなし10XMポイント約0.3pips
ゴールド30日間13XMポイント約0.4pips
ダイアモンド60日間16XMポイント約0.5pips
エリート100日間20XMポイント約0.6pips

 

このように、継続的に取引を続けてランクアップすることで効率良くポイントを貯められます。

 

エリートランクの場合は1ロットの取引で約0.6pipsのポイントが貯まるため、米ドル/日本円の通貨ペアをスタンダード口座とマイクロ口座にて取引することで、実質的なスプレッドを約1.0pipsまで抑えられます。

 

ただし、KIWAMI極口座・ゼロ口座はロイヤリティプログラムの対象外であり、30日間取引をしないとポイントが消滅するため注意してください。

 

まとめ

 

この記事では、XMのスプレッドの特徴や各口座タイプの一覧について紹介しました。

 

XMは海外FXの中ではスプレッドが広いといわれていますが、変動制を採用しているためタイミングを見極めることで抑えられます。

 

また、口座タイプによってスプレッドの水準は大きく変わり、最大で約16倍の差になります。

 

自身の取引スタイルに適した口座タイプを選択することも、スプレッドを抑える上で重要です。

 

他にも、取引の度に貯まるXMポイントを活用することでスプレッドを相殺できます。

 

XMのスプレッドについて詳しく知り、ぜひ快適に取引を進めてみてください。