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XMで口座凍結となる原因!凍結にならないコツや解除方法も解説
XMでは口座凍結になり、取引活動が一切できなくなることがあります。
口座凍結になると売買だけでなく、ログインや入出金もできない事態に陥るのです。
そこでこの記事では、XMで口座凍結になる原因や回避方法、解除方法などを紹介します。
XMで口座凍結になる原因や、口座凍結を避けられる方法など解説するため、ぜひ参考にしてみてください。
また、口座凍結と似た「休眠口座」についても触れていくため、あわせてチェックしておきましょう。
XMで口座凍結となる原因
ここではXMで口座凍結になる原因を解説します。
口座凍結の原因を知る際の参考にしてみてください。
残高500円未満の口座を90日間以上放置した場合
残高500円未満の口座を90日間以上放置すると、口座凍結の原因になることがあります。
具体的に言うと、一定期間に渡りトレードや入金、そして出金といった取引活動をしなかった場合、口座凍結に繋がる原因となるのです。
残高500円未満の状態で90日以上に渡り取引活動をしなければ「休眠口座」となり、口座維持手数料が差し引かれやがて残高がゼロになります。
その状態から90日経過すると、口座凍結となります。
なお、休眠口座や口座凍結になるのは、その口座単体のみです。
XMでは1アカウントで最大8口座を作れるため、複数口座で同時に取引できます。
A口座とB口座を利用しているとき、A口座が休眠口座または口座凍結になったとしてもB口座に影響はありません。
利用規約違反行為・禁止取引をした場合
XMの利用規約違反行為・禁止取引をすると口座凍結になることがあります。
XMの利用規約違反行為・禁止取引の例
- ・XMの複数口座間による両建て取引
- ・他社口座とXMの口座間の両建て取引
- ・複数名による組織的な両建て取引
- ・窓埋めのみを狙った取引
- ・経済指標発表・要人発言前後のみを狙ったハイレバトレード
- ・アービトラージ(裁定取引)
- ・接続遅延・レートエラーを狙った取引
- ・ボーナスやXMポイント(XMP)の不正取得・不正利用
- ・第三者による口座運用
- ・XMのサーバーに過度な負担をかける取引
- ・自己アフィリエイトによる報酬の不正取得
出典:XM
例えば、「XMのサーバーに過度な負担をかける取引」とは「EA(自動売買ソフト)」や「AI(人工知能)」を用いて、数秒単位での回転売買を指します。
EAやAIを使って短期売買で高速の売買を繰り返すとサーバーに負荷がかかり、XMの取引システムにエラーなどの不具合が出る可能性があるのです。
そのため、XMではサーバーへ過度な負担がかかる取引は認めておらず、実施した際は口座凍結になる恐れがあります。
なお、XMではスキャルピング自体は禁止していないため、手動でする範囲であれば問題ありません。
XMの休眠口座とは?
XMの休眠口座とは残高が500円未満の口座を90日間以上に渡り、取引活動がない状態で放置していることです。
取引活動は売買と入金、そして出金の3つが挙げられるため、500円未満の口座残高がある状態で取引活動が90日間以上ないと休眠口座になると理解しておいてください。
なお、休眠口座になると毎月5ドルの口座維持手数料が差し引かれ、口座残高がゼロになり、そこから90日が経過すると口座凍結となります。
休眠口座になった場合でも、ログインや入金、出金は可能です。
また、資金が足りている場合は売買も取り組めます。
ただし、ボーナスポイントやXMP(XMポイント)は無くなってしまうため注意してください。
口座凍結と休眠口座の違い
XMの口座凍結と休眠口座の違いは表にすると以下のとおりです。
口座凍結 | 休眠口座 | |
---|---|---|
発動条件 | ・口座残高がゼロになり、そこから90日が経過した ・利用規約違反行為・禁止取引をした | 残高が500円未満の口座を90日間以上、取引活動がない状態で放置する |
会員ページのログイン | 不可 | 可能 |
MT4/MT5へのログイン | 不可 | 可能 |
入出金 | 不可 | 可能 |
売買 | 不可 | 可能 |
口座維持手数料 | なし | 毎月5ドル(相当額) |
解除方法 | なし(新規口座を開設する) | 入出金・売買 |
XMP(XMポイント) | 消滅する | 消滅する |
ボーナス | 消滅する | 消滅する |
口座凍結になるとログインや入出金、売買などのすべての取引活動が出来なくなります。
それに対して、休眠口座は制限はなくすべての取引活動が可能です。
ただし、毎月5ドルの口座維持手数料が発生するため注意してください。
解除方法にも違いがあり、口座凍結は解除できませんが休眠口座は入出金もしくは売買だけで簡単に解除できます。
XMで休眠口座から口座凍結となる流れ
引用:XMTrading
XMで休眠口座から口座凍結になる流れは、まず残高のある口座で入出金か売買のない状態が90日以上続くと「休眠口座」となります。
休眠口座になった時点でボーナスとXMポイントは口座残高から消滅します。
休眠口座になると口座残高から毎月5ドル相当額の口座維持手数料が自動的に引き落とされ、最後は残高ゼロとなり、その状態で90日間以上経過すると口座凍結です。
現状、XMでは口座凍結になると解除する方法はなく、対策としては新しい口座を現在使用しているメールアドレスで開設するくらいです。
口座凍結の対象は該当口座のみであり、他は影響を受けることはありません。
そのため、既に同じアカウントで複数口座を開設済みの人はそのまま使用できます。
もちろん、他口座のボーナスとXMポイントは消滅しないため安心してください。
なお、休眠口座の状態なら入出金や売買は自由にできるため、気付いたときはなるべく早めに休眠口座の状態を解除しておきましょう。
XMで稼ぎすぎると口座凍結になる?
XMで稼ぎすぎると口座凍結になるという情報もありますが、これは正しくありません。
XMが決めた規約の中で取引している限り、どれだけ利益を得たとしてもそれが理由で口座凍結になることはないのです。
そのため、「稼ぎ過ぎて口座凍結された」という人は何らかの規約違反をした可能性が高いです。
例えば、ツールを使用して高速売買した、ルールの穴をつきポイント獲得を試みたなどが挙げられます。
こうした規約違反に接触し、結果として口座凍結となるケースはすくなくありません。
そもそも、XMはトレーダーが多くの利益をあげたことで口座凍結となる悪徳業者ではありません。
そのような悪徳業者の場合は悪い口コミが情報として広まり、日本でも支持される海外業者とはならなかったでしょう。
ルールの範囲内で売買することで、どれだけ利益をあげても口座凍結には陥らないと理解しておいてください。
XMで強制的に口座凍結となる場合
ここではXMで口座凍結になる代表的な規約違反の一例を紹介します。
以下の行為は強制的に口座凍結となる恐れがあるため絶対に避けてください。
身分証を偽造した場合
身分証の偽造が発覚した場合、口座凍結となる恐れがあります。
XMの口座開設時は本人確認書類と現住所証明書類が必要ですが、これらを偽装して提出することは禁止行為に該当するのです。
例えば、口座開設ボーナスを多く獲得するため他人名義で複数回申し込みすることは当然禁止行使にあたるため、発覚すると口座凍結になる可能性があります。
同一口座以外で両建てをした場合
XMは同一口座以外の「両建て(売と買いを同時に行うこと)」が禁止なため、両建てによって口座凍結になる可能性があります。
例えば、米ドル/円を両建てするケースが挙げられます。
XMのA口座のみで両建てするのであれば問題ありませんが、A口座とB口座での両建ては禁止です。
引用:XMTrading
XMは1つのアカウントで複数口座(最大8口座)を作れるため、米ドル/円をA口座で「買い」、B口座で「売り」が可能ですが禁止されているのです。
また、XMと他業者の両建ても禁止されています。
引用:XMTrading
上記が禁止されている理由は、「ゼロカットシステム(ロスカット時にマイナスが発生しないサービス)」を悪用して利益を出せるからです。
ゼロカットシステムがある2つの業者を使い両建てをした場合、片方の損失を限定しながら利益を上げられます。
XMに限らず、こうした手法は多くのFX業者が禁止しています。
「他社の取引はバレないのでは」と考える人もいるかもしれませんが、FX業者は取引プラットフォームや「LP(リクイディティ・プロバイダー)」と呼ばれる仲介業者を通じ、他社の両建てを共有できるため発覚する可能性があるのです。
窓開け時のみを狙いハイレバトレードを繰り返した場合
XMでは「窓開けを狙った手法」を禁止しているため、窓開け後にハイレバトレードを繰り返すと口座凍結になる可能性があります。
窓開けを狙った手法とは、以下の図のようにレートが飛んだあとの戻しを狙う手法です。
引用:XMTrading
土日は取引ができないため、週明けの月曜日の市場開始時には先週の終値とレートが剥離することがあります。
この状態を窓開けと呼ぶのです。
窓開け後は元のレートまで戻す傾向にあるため、この動きを狙う手法は有効ですが、XMは窓開け後の動きを集中的に狙うことを禁止しています。
アービトラージ取引をした場合
XMでは「アービトラージ取引」が禁止なため、行ってしまうと口座凍結になる可能性があります。
アービトラージ取引とは、2つのFX業者を利用してレートやスワップポイントの差で利益を出す手法です。
FX業者によって提供しているレートやスワップポイントは異なります。
例えば、スワップポイントでアービトラージを行う場合なら、同じ通貨ペアを同じレートで2つの業者を使って、「買い」と「売り」のポジションを持ち両建てします。
- ・A業者:米ドル/円を110円で「買い」
- ・B業者:米ドル/円を110円で「売り」
同じレートで両建てをしているため、為替差益なしに以下のようにスワップポイントを得ることができるのです。
このような取引がアービトラージです。
アービトラージは有効な取引手法ですがXMでは禁止であるため避けてください。
XMで口座凍結となった場合の注意点
ここではXMで口座凍結になった際に注意すべきことをお伝えしています。
裁量取引・EA等の禁止取引は口座凍結の対象
裁量取引・EA等に関わらず、XMが禁止する取引は口座凍結の対象となります。
XMでは最大8口座まで開設でき、それぞれの口座は独立しているため、ある口座が凍結しても別口座で取引が可能です。
中にはEA等をXMと他業者で稼働させている人がいるかもしれません。
しかし、それが原因で意図せずにXMの禁止行為に接触してしまうことがあるのです。
例えば、米ドル/円をXMと他業者でEAを稼働させていると、偶然XMが禁止する両建て行為をしてしまう恐れがあります。
それが原因となり、またも口座凍結となる可能性はゼロではありません。
口座維持手数料を引かれる場合がある
休眠口座になると毎月5ドル相当額の口座維持手数料が差し引かれ、放置しているとやがて口座残高がゼロになり、それから90日間経過すると口座凍結となります。
なお、休眠口座に残高がない場合、口座維持手数料は発生しません。
ただし、口座凍結までの期限である90日間がいきなりスタートするため注意しましょう。
ボーナスはすべて消滅する
口座凍結になるとボーナスはすべて消滅します。
これは休眠口座でも同様となるため、ボーナス分があった場合は口座残高から減ってしまい、口座維持手数料により口座残高がゼロになることが早くなります。
一度消滅したボーナスは、休眠口座を解除しても復活させられません。
XMで口座凍結にならないためのコツ
XMで口座凍結にならないためには、規約違反に接触する行為をしないのはもちろん、定期的に売買と入金、出金といった取引活動をすることです。
口座凍結になるのは休眠口座となり、口座維持手数料によって口座残高がゼロになり、その後90日間経過した後です。
なお、休眠口座は取引活動があれば防止できます。
よって、売買や入金、出金を定期的に実施することで口座凍結も防止可能です。
売買はボーナスだけでも問題なく、口座に現金が入っておらずボーナスしかない状態でも支障をきたしません。
仮に休眠口座になっても慌てる必要はなく、会員ページとMT4/MT5のログインや売買、入出金は通常どおり可能で、売買か入出金の取引活動をすればすぐに休眠口座は解除されます。
口座維持手数料で口座残高がゼロになってしまっても、口座凍結になるまで90日間は余裕があり、期限までに取引活動をすることで休眠口座を解除でき通常の状態に戻ります。
このように、XMでは規約違反をせずに定期的に取引活動を行っていれば口座凍結になることはまずないため、安心してください。
XMで凍結した口座の解除方法
ここではXMで口座凍結になってしまったときの解除方法を解説しています。
「口座凍結になってしまい困った!」というときの参考にしてください。
口座凍結の場合
結論から言うと、口座凍結を解除する方法はありません。
口座凍結された場合、ログインや売買、入出金などほぼすべてが出来なくなります。
解除する手段はなく、対策方法は「口座の再登録(新規口座開設)」のみです。
再登録する際は、凍結された口座と同じメールアドレスを使用してください。
口座開設は簡略化されているため5分程度で完了し、入金ボーナスを受け取ることも可能です。
休眠口座の場合
休眠口座の解除方法は簡単で売買か入出金をするだけです。
休眠口座の状態でもMT4/MT5のログインはできるため売買は可能であり、会員ページにもログイン可能であるため入出金ができます。
売買時のロット(取引量)はいくつでも問題ありませんし、ボーナスだけで取引しても問題ありません。
まとめ
XMで口座凍結となるパターンは主に以下2つです。
- ・口座残高ゼロの状態から90日間以上経過した
- ・XMの利用規約違反行為・禁止取引をした
このため、日常的に取引活動(トレード・入金・出金)をしており、XMの規約を守った取引をしている限りは口座凍結になることはほとんどなく、利益をあげ過ぎることで口座凍結に陥ることはありません。
一度口座凍結になると解除方法はないため、定期的に取引に取り組みましょう。
なお、休眠口座の状態であれば取引活動をすればすぐに解除できます。
口座凍結と休眠口座になると、ボーナスとXMポイントが消滅する点には注意してください。