更新:2020.11.04 作成:2020.08.06

海外FX業者で仮想通貨ビットコインの取引ができる!おすすめのFX業者を紹介

海外fx 仮想通貨 ビットコイン

 

FXでは通常はドルやユーロ、日本円などの通貨を取引します。しかし一部の海外FX業者ではビットコインなどの仮想通貨も取引できます。

 

この記事では、仮想通貨取引所ではなくあえて海外FX業者で仮想通貨を取引するメリット・デメリットを紹介します。

 

さらに仮想通貨ビットコインが取引できる海外FX業者を紹介します。仮想通貨の取引を始めれば、投資対象をひとつ増やすことができます。分散投資でリスクを減らし資産を上手に管理してください。

 

あらためて仮想通貨ビットコインとは?

 

仮想通貨ビットコインと円やドルなどの一般的な通貨との違いは、通貨を管理する「中央銀行」の存在です。ビットコインにはそれを発行・管理・流通させる中央銀行がありません。

 

ビットコインにはどの国のどの企業も発行や流通に関与していないという特徴があります。

 

とはいえ円やドルなどの一般的な通貨と同じように使用することができます。仮想通貨なので財布に入れて持ち歩くことはできませんが、パソコンやスマホをウォレットとして決済に利用することができれば、個人間で送金することも可能です。

 

こうした特徴があるので、普通の通貨よりも利便性があり、世界中で利用できる次世代通貨として仮想通貨ビットコインは注目されています

 

ビットコインの通貨単位は?

 

ビットコインの通貨単位はBTCです。この記事を執筆している時点のレートは1BTC=1,002,947.06円です。

 

ビットコインなどの仮想通貨を使った投資とは?

 

海外fx 仮想通貨 ビットコイン

 

海外FX業者を利用した仮想通貨ビットコインの取引を説明する前に、ビットコインなどの仮想通貨を利用した投資にはどのような方法があるのか知らなければなりません。

 

仮想通貨を利用した取引には次の2つの方法があります。

  • ・仮想通貨の現物取引
  • ・仮想通貨FX取引

どちらもビットコインを代表とする仮想通貨を取引対象にしているという点では同じですが、それぞれに特徴や違いがあります。それぞれの特徴を説明しましょう。

 

仮想通貨の現物取引

 

現物取引にはビットコインなどの仮想通貨の受け渡しが伴います。たとえば仮想通貨販売所でビットコインを安値のときに購入し、それを値段が上がったときに仮想通貨販売所に売ったりするのが現物取引となります。

 

仮想通貨FX取引

 

仮想通貨FXは、USD/JPYやEUR/USDなどの通常の通貨を用いて行うFX取引(証拠金取引)と仕組みは同じです。

 

FX取引では文字通り通貨を購入してそれを売り買いすることはありません。ある国の通貨を売買したと仮定し、そのときの為替レートの差益を狙う取引です。

 

ビットコインを代表とする仮想通貨FXもまったく同じ仕組みを持っています。さらに通常のFX取引ではレバレッジを効かせて取引することができます。仮想通貨FXも同じようにレバレッジを効かせて取引することが可能です。

 

仮想通貨の現物取引

仮想通貨FX

現物の受け渡し

あり

なし

レバレッジ

なし

あり

 

仮想通貨FXでは、レバレッジを効かせられるので、少ない投資資金でたくさんの利益を狙うことも可能です。

 

通常のFXと仮想通貨FXの違いとは?

 

どこかの国の通貨同士を売買する通常のFXと仮想通貨FXの違いもここで説明しておきます。

 

FX(通常)

仮想通貨FX

投資対象

ドルやユーロなどの法定通貨

ビットコインなどの仮想通貨

レバレッジ

国内FX業者は25倍

海外FX業者は最大1000倍もある

国内業者は4倍

海外FX業者は5倍

ボラティリティ

(価格変動幅)

ビットコインよりも低い

通常のFXよりも高い

流動性

ビットコインよりも高い

法定通貨によるFXより低い

土日の取引

土日はできない

国内業者の場合は土日も含めて24時間365日可能

一部の海外FX業者では土日の取引も可能

 

国内でもビットコインを含めた仮想通貨FXを行えるところはもちろんありますが、この記事ではあえて海外FX業者で仮想通貨FXを始めるメリット・デメリットについて解説していきます。

 

海外FX業者で仮想通貨FXを始めるメリット

 

海外fx 仮想通貨 ビットコイン

 

海外FX業者でも仮想通貨FXを取り扱っているところがいくつもあります。国内の仮想通貨取引所ではなく、あえて海外FX業者を利用してビットコインなどの仮想通貨FXを始めるメリットを紹介します。

  • ・レバレッジが国内業者より高い
  • ・取引方式がNDD方式
  • ・追証なしのゼロカットシステムを採用
  • ・FXで利用している取引プラットフォームがそのまま使える

 

レバレッジが国内業者より高い

 

DMMBitcoinやbitFlyerのように国内にも仮想通貨FXができる業者はあります。それらよりも海外FX業者の方がレバレッジが高いというメリットがあります。

 

国内の仮想通貨の自主規制団体「一般社団法人日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)」は仮想通貨FXのレバレッジを4倍以下と定めています。

 

さらに金融庁はこのレバレッジを2までに引き下げる方針を固めたという報道もありました。

 

国内での仮想通貨FXのレバレッジ2倍もしくは4倍と比較すると、海外FX業者のレバレッジは高いといえます

 

たとえば、海外FXのBigbossではレバレッジ5倍でBTC/USDの取引ができます。HotForexでは最大10倍のレバレッジで取引可能です。

取引方式がNDD方式

 

NDD方式とはNo dealing desk(ノーディーリングデスク)の頭文字3文字をとったものです。為替ディーラーを設置せずに個人のトレーダーからの注文をそのままインターバンクに発注する方式を指します。

 

トレーダーとインターバンクの間にFX業者のディラーが介入しないでの、業者がトレーダーに不利な約定を成立させるということがありません。

 

トレーダーにとっては透明性の高い取引ができるというメリットがあります。

 

追証なしのゼロカットシステムを採用

 

海外FX業者を利用した仮想通貨FXではゼロカットシステムが適用されます。

 

相場の急変などで、トレーダーのロスカットが間に合わず損失額が証拠金の額を上回る場合があります。口座残高がゼロからマイナスになるわけです。

 

こうした場合、通常はトレーダーがマイナス分を速やかに金銭を充当することで解消しなければなりません。

 

しかし追証なしのゼロカットシステムが適用されれば、相場の急変などでロスカットが間に合わず証拠金を上回る損失が出たとしても、FX業者側でマイナス分は負担し、トレーダーに口座残高をゼロにしてくれます

ですからトレーダーは追加でマイナス分を支払う必要はありません。

 

国内業者にゼロカットシステムはあるか?

 

国内業者にはこうしたシステムはありません。

 

仮想通貨FXができるGMOコインやbitFlyerは、証拠金を上回る損失が出た場合の対処について次のように回答しています。

 

海外fx 仮想通貨 ビットコイン

 

最後に「証拠金の額を上回る損失が生じた場合には、その超過額を不足金としてお支払いいただきます。」と書かれています。

 

海外fx 仮想通貨 ビットコイン

 

こちらも相場の急激な変動でロスカットルールが適用されて証拠金の額を上回る損失が生じた場合、顧客が速やかに金銭の受湯し不足分を解消することを求めています。

 

FXで利用している取引プラットフォームがそのまま使える

 

海外FX経験者ならば、普段のFX取引で利用しているMetaTrader4やMetaTrader5を利用して仮想通貨FXもできるというメリットがあります。

 

海外FX業者で仮想通貨FXを始めるデメリット

 

海外fx 仮想通貨 ビットコイン

 

ビットコインなどの仮想通貨FXを海外FX業者で行うことにはデメリットも存在します。

  • ・通常のFX取引よりもレバレッジが低い
  • ・スワップポイントがマイナス
  • ・経済指標トレードが難しい

 

通常のFX取引よりもレバレッジが低い

 

海外FX業者の魅力はそのレバレッジの大きさです。しかし仮想通貨FXの場合、通常の法定通貨のFXよりもレバレッジが低くなるというデメリットがあります。

 

海外FX業者はFX取引における最大レバレッジ500倍・888倍・1,000倍など国内業者の25倍とは比べ物にならない数字を提示しています。

 

しかし仮想通貨FXの場合にかぎり、同じ取引口座を利用しているのに、5倍・10倍といった具合にレバレッジは制限されます

 

一例として海外FX業者Bigbossのスタンダード口座では通常のFX取引と仮想通貨FXの両方ができます。そのレバレッジの違いは以下のとおりです。

 

海外fx 仮想通貨 ビットコイン

 

通常のFX取引では最大レバレッジ555倍ですが、BTC(ビットコイン)などの仮想通貨FXでは5倍に制限されます。

 

スワップポイントがマイナス

 

仮想通貨FXでも法定通貨を用いたFX取引と同じようにポジションを次の日以降に持ち越した場合にはスワップポイントが付きます。

 

しかし仮想通貨FXの場合は、買いと売りのポジション両方でマイナスなのでスワップポイントを支払わなければなりません。日をまたいでポジションを保有するために手数料と考えることができます。

 

一例としてBTC/EURとBTC/USDの売り・買いそれぞれのスワップポイントを紹介します。

 

海外fx 仮想通貨 ビットコイン

 

ショート(売り)ロング(買い)の両方で、マイナスのスワップポイントです。

 

基本的に、高金利通貨と低金利通貨の通貨ペアでポジションを長期保有し、スワップポイントを狙うというという取引スタイルは、仮想通貨取引ではおすすめできません。

 

国内業者のスワップポイントは?

 

仮想通貨FXが行える国内業者は、日をまたいでポジションを保有する際に発生する費用をスワップポイントではなく「レバレッジ手数料」と呼んでいます。

 

GMOコインやbitFlyerなどの国内業者では、ポジションごとに0.04%/日のレバレッジ手数料が発生します。

 

海外fx 仮想通貨 ビットコイン

 

経済指標トレードが難しい

 

米国雇用統計やGDP(国民総生産)などの重要な経済指標が発表されるときには取引が活発化します。それを利用してスキャルピングやデイトレードといった短期トレードで利益を狙うのが経済指標トレードです。

 

法定通貨を用いたFX取引では一般的な経済指標トレードが、ビットコインなどの仮想通貨FXでは難しいというデメリットがあります。なぜなら経済指標に関係なく、土日に当然価格が大きく変動するようなことがあるからです。

 

海外FX業者は経済指標カレンダーなどを公式サイトで提供し、トレーダーが経済指標トレードをしたり相場を予想したりするのをサポートしてくれています。

 

仮想通貨FXの場合は、値動きを予想できるようなニュースや経済指標を今のところ自分で探さなければならないという工夫が必要です。

 

仮想通貨FXができる海外FX業者3選

 

最後に法定通貨でのFX取引だけでなくビットコインなどの仮想通貨FXもできる海外FX業者を3つ紹介します。

 

TradersTrust

 

海外fx 仮想通貨 ビットコイン
引用元:https://traders-trust.com/ja/%E4%BB%AE%E6%83%B3%E9%80%9A%E8%B2%A8/

 

通常のFX取引だけでなく、ビットコインやイーサリアム、ライトコインなどの取引ができる海外FX業者です。BTC/JPYを扱っているのが注目ポイントでしょう。

 

クラシック口座・プロ口座・VIP口座の3つの種類がありますが、どの口座でも仮想通貨FXが可能です。

 

BTC/USDの場合

最大レバレッジ

5倍

スワップ(ロング)

-15

スワップ(ショート)

-15

契約サイズ(通貨)

10

最小取引サイズ

0.01

最大取引サイズ

50

取引ごとの手数料

なし

取引時間

週7日24時間

 

HotForex

 

海外fx 仮想通貨 ビットコイン
引用元:https://www.hotforex.com/sv/jp/trading-products/cryptocurrency.html

 

HotForexではプレミアム口座・ゼロ口座・マイクロ口座・オート口座の4種類で仮想通貨FXができます。

 

仮想通貨FXにおける口座スペックは以下のとおりです。

 

BTC/USDの場合

最大レバレッジ

26倍

スワップ(ロング)

-6.0

スワップ(ショート)

-6.0

取引単位(1lot)

1Bitcoin

最小取引サイズ

0.01

最大取引サイズ

20

必要証拠金

10%

取引時間

土日なし

 

Bigboss

 

海外fx 仮想通貨 ビットコイン
引用元:https://www.bigboss-financial.com/account/qopen/?aid=Y3V9Yr60

 

Bigbossではスタンダード口座でビットコインなどの仮想通貨FXができ、FOCREX口座で仮想通貨の現物取引ができます。ビットコインFXとビットコインの現物取引の両方が一つのFX業者でできるというのは便利です。

 

仮想通貨FXに対応しているスタンダード口座のスペックは以下のとおりです。

 

BTC/USD/・BTC/JPYの場合

最大レバレッジ

26倍

取引単位(1lot)

1Bitcoin

最小取引サイズ

0.01

取引手数料

1lot往復0.4%

取引時間

月曜日から日曜日まで可能

夏時間:午前6:05~次の日の午前6:00

冬時間:午前7:05~次の日の午前7:00

 

XMは仮想通貨の取り扱いはない!?

 

当編集部おすすめの海外FX業者のXMは以前仮想通貨の取り扱いをしていました。しかし現時点では仮想通貨の取り扱いはありません。

 

とはいえ、XMには最大レバレッジ888倍、ゼロカットシステム、口座開設ボーナスや入金ボーナス、ステータスが上がれば証拠金として換金できるポイントが貯まるXMロイヤルティプログラムなどのおすすめポイントがあります。通常のFX取引のみで利用するとしても十分利用価値はあるでしょう。

 

まとめ

 

海外fx 仮想通貨 ビットコイン

 

国内業者ではなくあえて海外FX業者で仮想通貨FXや仮想通貨を行うメリットを紹介しました。

  • ・レバレッジが国内業者より高い
  • ・取引方式がNDD方式
  • ・追証なしのゼロカットシステムを採用
  • ・FXで利用している取引プラットフォームがそのまま使える

 

こうしたメリットがあるのですでに海外FX利用者はこの機会にビットコインなどの仮想塚FXにも挑戦することができるでしょう。

 

ただし日をまたいでポジションを保有する場合は売りでも買いでもマイナススワップを支払う必要があるので注意が必要です。

 

法定通貨でのFX以外にも、投資手段が増えれば、リスクを分散することができます。仮にFX取引で損失を出しても仮想通貨の方でその損失を埋め合わせるということが可能です。

 

この機会に仮想通貨FXを始めるのはいかがでしょうか。

 

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