XMはいくらの証拠金があれば始められる?証拠金維持率は何%?
「XMの証拠金維持率ってどうやって計算すればいいの?」
XMでは証拠金維持率に対してマージンコールやロスカットが設定されており、一定の割合を下回った場合にはポジションが強制決済されてしまいます。
そのため、最大888倍のレバレッジを掛けることができるXMでは証拠金維持率を確認しながらトレードを行わなければなりません。
気付いたときにはロスカットをされている可能性はゼロではないためです。
他にもXMではトレードをはじめるために必要な証拠金が国内FXとは違ったり、証拠金維持率を簡単に確認できる方法があります。
そこで今回は、XMの証拠金や維持率に関して紹介をしつつ、初心者でもロスカットに合わないために証拠金を守るためのテクニックなどを紹介します。
XMの証拠金について紹介
まずXMにおいての証拠金を説明すると、取引の際に生じる損失に対する担保となります。
単純に解説をしてしまうと、XMの口座に預けている資金の事であり、資金を担保としてレバレッジを掛けられるということです。
XMではトレードをはじめるための必要な証拠金を設定していたり、証拠金維持率と呼ばれるポジションに対する証拠金の割合でロスカットやマージンコールが設定されています。
これらの証拠金関連の知識に関しては、XMでトレードを始める前に覚えておくべきであり、知らずにトレードを行っているのであれば自分の資金を守るためにも、今すぐにでも覚えておくべきです。
そこでまずは、XMの証拠金関連の知識について紹介をしていきます。
XMではいくらの証拠金からトレードを始められる?
XMでは各口座タイプごとにトレードをはじめるための必要証拠金を設定しています。
これはトレードをはじめるための最低限必要な資金であり、以下の通りとなっています。
- ・マイクロ口座:1ロット=1,000通貨、最小取引サイズ0.01、最低必要証拠金1.19円
- ・スタンダード口座:1ロット=100,000通貨、最小取引サイズ0.01、最低必要証拠金118円
- ・XM Zero口座:1ロット=100,000通貨、最小取引サイズ0.01、最低必要証拠金118円
※最低ロット数、USDJPY約105円、レバレッジ888倍で計算をしています。
XMでは最低0.01ロットからトレードを始めることができ、最大888倍のレバレッジを掛けられるためほぼ100円からのトレードを始めることができるのです。
しかし、実際のこの金額だけを入金してXMではトレードを始めることはできません。
XMでは各口座に最低入金額を設定しており、下記の通りとなっています。
- ・マイクロ口座:5ドル(約500円)
- ・スタンダード口座:5ドル(約500円)
- ・XM Zero口座:100ドル(約10万円)
つまり、XM Zero口座でトレードをはじめようと思った際には118円の入金では始めることができず、100ドルを入金しなければならないということです。
XMの証拠金維持率について
XMでは証拠金維持率の割合に対して、マージンコールやロスカットを設定しています。
証拠金維持率はポジションに対する証拠金の割合で計算され、証拠金維持率が高ければ高いほどリスクが低いと判断でき、低ければ低いほどリスクが高いと判断することができます。
証拠金維持率が50%を下回るとXMからマージンコールの通知が来て、トレーダーは含み損が増えすぎていると知ることができます。
さらに証拠金維持率が低下して20%を下回るとXM側強制的にポジションを決済するロスカットが行われます。
他にも証拠金維持率が150%を下回る場合には出金を行えないなどの設定もあります。
このように証拠金維持率に対してXMではロスカット等を設定しているため、証拠金維持率は常に確認をしながらトレードを行わなければなりません。
XMでは追証が発生しないゼロカットシステムがある
ロスカットの説明をしましたが、ロスカットが行われた際の原因が急落や急騰だった場合には、決済が滑り追証が発生してしまう可能性があります。
例えば、あるトレードでロングポジションの含み損を抱えており、証拠金維持率が80%だったとします。
そして相場で急落が発生し証拠金維持率が20%を下回りロスカットが行われましたが、決済が滑り証拠金維持率20%の価格よりもさらに低い価格で決済が起こり、証拠金がマイナスの状態となってしまいました。
このケースは、本来であれば証拠金のマイナスは追証と呼ばれる借金となりますが、XMでは証拠金のマイナスはゼロとして計算されるゼロカットシステムが採用されています。
そのため、相場における急騰や急落が発生しロスカットが間に合わない場合でも、トレーダーは追証が発生しないので安心してトレードを行うことができるのです。
XMでは証拠金維持率を何処で確認ができる?
証拠金維持率は、有効証拠金(純資金額ー注文証拠金)÷必要証拠金×100で計算をすることができます。
しかし、毎回のトレードで計算するのは面倒で不便でしかありません。
そこでXMではトレードツールであるMT4上の履歴で証拠金維持率を確認することができます。
そのため、毎回計算をしなくても瞬時に確認をすることができるので、ポジションに含み損が発生している時には証拠金維持率を確認しながらトレードを行いましょう。
XMで少額資金トレードを行う場合にはレバレッジ倍率に要注意
XMでは、豊富なボーナスや最大888倍のレバレッジを掛けられることから、少額でも十分なロット数のトレードを行えるメリットがあります。
しかしこれは、トレードで上手く利益を出せた結果であり、実際にトレードで常に勝つことはできないため損失が発生することも十分にあるのです。
つまり、XMで少額資金でトレードをはじめたとしても、レバレッジ倍率が高すぎると少しの損失で一瞬にして証拠金維持率が低下してしまう恐れがあるのです。
ここからは実際に、XMでトレードを始める際に証拠金に関連した注意点などを紹介していきます。
特に初心者の方は証拠金を守るためのテクニックも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
少額で高いレバレッジを掛けると証拠金維持率は簡単に変動してしまう
証拠金維持率はポジションに対する証拠金の割合となるため、証拠金が少なくポジションが高すぎると大きく変動してしまう恐れがあります。
これに関して一番分かりやすいのが、各ロット数ごとのpips当たりの損益となります。
例えば、2万円の資金でトレードを行っていたとします。
XMの最大レバレッジ888倍であればUSDJPYのレートが105円台なら、約1万1,800円くらいで1ロットのポジションを保有することができます。(1ロット=10万通貨)
そのため1ロットである10万通貨までのトレードが行えます。
- ・1000通貨の1pips獲得あたりの利益は10円
- ・10,000通貨の1pips獲得あたりの利益は100円
- ・100,000通貨の1pips獲得当たりの利益は1,000円
つまり、2万円の証拠金に対して1ロットのポジションを保有した場合には、20pipsもマイナス側に変動してしまうと証拠金が0円となってしまうのです。
もちろん、-20pipsを迎える前に証拠金維持率が20%を迎えてロスカットが発生しますが、たった20pipsしか耐えられないのがハイレバレッジによるトレードのリスクともいえるのです。
高すぎるレバレッジはハイリターンでもありますが、ハイリスクであることも十分に理解をしておかなければなりません。
初心者は証拠金維持率を200%以上を目安にするのがおすすめ
では実際にXMを利用しはじめたばかりの初心者の場合には、証拠金維持率をどの程度維持したトレードが必要となるのでしょうか。
基本的に初心者が維持すべき証拠金維持率としては200%以上を目安にすべきとされています。
特に短期トレードであるデイトレードやスキャルピングを行うのであれば、さらにリスクは高くなりやすいため証拠金維持率は300%以上を目安にした方が良いでしょう。
これらの証拠金維持率はあくまで目安と言えば目安になりますが、証拠金維持率が100%を下回った時点で割合としてはかなり危険な状態となりますので、200%以上の証拠金維持率は守るべきです。
証拠金を守るために初心者が覚えるべきテクニック
XMでトレードを行う際に証拠金維持率を高く維持することの重要性はわかりましたが、実際のトレードでは時に大きな含み損を抱えてしまい証拠金維持率が低下をしてしまう恐れがあります。
そういった事態に備えて証拠金を守るためのテクニックを覚えておかなければなりません。
そこで初心者が自分の大切な資金である証拠金を守るために必要なテクニックが損切りや追加入金となります。
損切りとは、現在保有しているポジションに含み損が発生した際、それ以上損失が大きくならないように損失を確定する決済を行うテクニックとなります。
例えば、ドル円のロングポジションを105円で保有しましたが、翌週には104円に下落をしてしまいました。
ここからテクニカル分析を行ってみると、さらに103円近くまで下落をする可能性が高いと判断できた事から、それ以上損失が大きくならないように104円の時点でポジションを決済するのが損切りとなります。
損切りは上手く行えば早い段階で損失ポジションを決済することができるので、証拠金を守るためには有効なテクニックです。
追加入金による証拠金維持率の回復
それとテクニックと呼べるかはさておいて、追加入金を行うことで証拠金維持率を回復させる方法もあります。
追加入金を行えば、証拠金が増えるので証拠金維持率も回復をするため、どうしても証拠金維持率を低下させたくない場合には使えます。
しかし、現在保有しているポジションにおいて、それ以上の含み損が発生しないことが前提となります。
先ほどの損切りで紹介した通り、104円からさらに下落をしていくことが分かっている場合に追加入金を行うと、どこまで下落するのかわからないのであまり有効な手段とは言えません。
ただ、一時的な含み損増加を想定でき、その後含み損が解消される方に値動きが予想できる場合には、追加入金は有効な手段となるでしょう。
まとめ
以上がXMの証拠金や維持率に関しての紹介となります。
XMでは数百円程度の証拠金からトレードが可能となっていますが、実際には最低入金額が決められているため最低入金額の入金は必要となります。
そしてXMの証拠金維持率に関しては、50%以下でマージンコール、20%以下でロスカットが発生するので必ず覚えておきましょう。
ロスカットに関してはあまりにも大きすぎる損失であることから、XM側がトレーダーの証拠金を守るために行われる対策です。
証拠金維持率が20%を下回らないためにも、今回紹介をした損切りや追加入金を使って上手く立ち回りましょう。
ぜひ今回の記事を参考にして、普段のトレードから証拠金維持率を意識しながらトレードを行ってみてください。
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