更新:2020.11.27 作成:2020.11.27

海外FXではMT4とMT5のどっちを選ぶ?それぞれの特徴とおすすめのタイプを紹介

mt4 mt5 どっち

 

海外FXで定番の取引プラットフォームといえばMT4(MetaTrader4)と、MT5(MetaTrader5)です。

 

海外FX初心者にとってはどっちを選べばいいのか悩むところでしょう。

 

この記事では、MT4・MT5のそれぞれが持つ特徴的な機能、それぞれの取引プラットフォームがどのタイプのトレーダーにおすすめなのかを紹介します。

 

この記事を参考に自分の取引スタイルに合った取引プラットフォームを選んでください。

 

そもそもMT4・MT5とは?

 

mt4 mt5 どっち

 

MT4(MetaTrader4)とMT5(MetaTrader5)は両方ともMetaQuotes Software Corp.によって開発された外国為替取引(FX取引)プラットフォームです。

 

海外FX定番の取引プラットフォームがMT4

 

MT4は2005年に登場し、わずか数年で世界中の金融機関やトレーダーから支持されるようになり、現在では750社以上の金融機関や金融サービス提供企業で取引プラットフォームとして採用されています。

 

MT4は今や多くの海外FX業者で採用されている定番の取引プラットフォームです。

 

MT4では、それを採用しているFX業者により外国為替・CFD・先物といった幅広い金融商品が取引できるようになっています。

 

さらに幅広い金融商品が扱えるMT5

 

2010年に登場したのがMT5です。

 

MT4で取り扱うことのできたFX・CFD・先物に加えて株式・債券も取り扱うことができるようになりました。

 

さらにMT5では、MT4が搭載していた便利な機能、優れた操作性、高いカスタマイズ性などを受け継ぎながら、処理能力を向上させることにも成功しました。

 

これにより、MT4にはあった「取扱銘柄数の上限」が撤廃されるなど機能面で大幅な進歩を見ることができました。

 

FX以外の株式や債券などの取引を行うトレーダーにおすすめの総合的な取引プラットフォームです。

 

MetaTrader4

 

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MT4の特徴的な機能やMT4がおすすめのトレーダーのタイプなどを紹介します。

 

海外FXでは定番の取引プラットフォームMT4には以下の特徴的な機能が実装されています。

 

  • ・操作性に優れた見やすい画面
  • ・チャート分析ツールが豊富
  • ・9種類の時間足表示
  • ・FX初心者でも使える自動売買機能
  • ・オリジナルのインジケーターや自動売買システムを組み合わせることが可能

 

それぞれの特徴について説明を加えていきます。

 

操作性に優れた見やすい画面

 

mt4 mt5 どっち

 

MT4の画面を見ると視認性や操作性に優れていることがすぐにわかります。

 

たとえば以下の5つの特徴があります。

 

  • ①必要な機能が一目でわかるアイコンが並んでいるメニューバー
  • ②通貨ペアの現在の買値・売値がわかる気配値表示
  • ③口座やインジケーターなどの情報が参照できるナビゲーター
  • ④ポジションや口座残高などをリアルタイムで把握できるターミナル
  • ⑤時間足やインジケーターを自由に変更できるチャート画面

 

表示させたい情報や画面レイアウトは変更可能なので、自分好みの取引画面に変更することができます。

 

チャート分析ツールが豊富

 

MT4では3種類のチャートタイプが選択できます。

 

  • ①バーチャート
  • ②ローソク足チャート
  • ③ラインチャート

 

チャートタイプの変更はメニューバーのアイコンをクリックするだけで瞬間的にできます。

 

mt4 mt5 どっち

 

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さらにMT4には、ボリンジャーバンド・RSI・MACD・移動平均線など50種類以上のテクニカル指標が装備されています。

 

先ほど紹介したチャートと組み合わせて、複数のテクニカル指標を同時に表示できます。

 

テクニカル指標を用いて値動きに特定の傾向が見られたら、売り・買いの判断をすることができます。

 

複数のテクニカル指標を利用できるMT4では、売り・買いのタイミングを判断する眼を養うこともできます。

 

9種類の時間足表示

 

mt4 mt5 どっち

 

MT4では時間足を9種類の中から選ぶことができます。その種類は以下のとおりです。

 

M1 M5 M15 M30 H1 H4 D1 W1 MN
1分足 5分足 15分足 30分足 1時間足 4時間足 日足 週足 月足

 

短い時間足では、局部的なチャートの細かい動きが確認でき、長い時間足では、長期間の値動きを確認できます。

 

FX初心者でも使える自動売買機能

 

mt4 mt5 どっち

 

MT4では簡単に自動売買システムを稼働させることができます。

 

以下の方法で稼働することができます。

 

  • ①ナビゲーターウィンドウのエキスパートアドバイザから使用したい自動売買システムを選ぶ
  • ②選んだ自動売買システムをチャート画面にドラッグアンドドロップする
  • ③別ウィンドウが開くので「全般」をクリック
  • ④「自動売買を許可する」にチェックを入れる
  • ⑤「OK」をクリック
  • ⑥メニューバーの「自動売買」のアイコンをクリックすれば自動売買システムがONになる
  • 自動売買を停止する場合は、同じアイコンをクリックすればOFFになる

 

自動売買を停止する場合は、同じアイコンをクリックすればOFFになる

 

自動売買システムを稼働すれば、ずっと画面を眺める必要がなくなるので取引に伴うストレスを軽減し時間の有効活用もできます。

 

オリジナルのインジケータや自動売買システムを組み合わせることが可能

 

MT4には「MetaEditor」というプログラミングツールが装備されており、「MQL4」というプログラミング言語を使えば、オリジナルのインジケーターや自動売買システムを開発することができます。

 

MT4は取引プラットフォームとしてすでに定番化しているので、有償・無償のオリジナルのインジケーターや自動売買システムがたくさん提供されています。

 

トレードスキルに自信がありプログラミングのスキルがあれば、オリジナルのプログラムを開発してそれを販売することも可能です。

 

MT4はこんなタイプの人におすすめ

 

MT4の特徴的な機能を考えると、MT4は以下のタイプのトレーダーにおすすめです。

 

  • ・FX初心者から上級者まで幅広いのタイプのトレーダー
  • ・自動売買システムを利用した取引をするトレーダー
  • ・オリジナルのカスタムインジケーターや自動売買システムを使いたいトレーダー

 

MetaTrader5

 

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MT5の特徴やMT5がおすすめのトレーダーのタイプなどを紹介します。

 

海外FXでも採用する業者が今後も増えることが予想されるMT5では以下の特徴があります。

 

  • ・動作が早い
  • ・21種類の時間足表示
  • ・気配値表示ウィンドウが使いやすい
  • ・自動売買システムを簡単に自作できる
  • ・取扱金融商品が多い
  • ・現在もアップデートされ続けている

 

それぞれの特徴について説明を加えていきます。

 

動作が早い

 

MT4と比較するとMT5は処理能力がアップしたので動作が早くなっています。

 

たくさんの通貨ペアのチャートを観察しなければならないトレーダーやスキャルピングメインのトレーダーなどはMT4よりもMT5がおすすめです。

 

MT5の基本的な画面表示やアイコンのデザインなどはMT4からほとんど変化していません。

 

MT4の操作に慣れていればMT5の操作もすぐに覚えることができます。

 

MT4の動作環境に不自由を感じているのであればMT5への乗換も検討できるでしょう。

 

21種類の時間足表示

 

mt4 mt5 どっち

 

MT5では21種類の時間足が表示できます。

 

MT4より種類が多いのでより細かくかつ正確に値動きの分析ができるようになっています。

 

MT5の時間足の種類は以下のとおりです。

 

M1 M2 M3 M4 M5 M6 M10 M12 M15
1分足 2分足 3分足 4分足 5分足 6分足 10分足 12分足 15分足
M20 M30 H1 H2 H3 H4 H6 H8 H12
20分足 30分足 1時間足 2時間足 3時間足 4時間足 6時間足 8時間足 12時間足
D1 W1 MN
日足 週足 月足

 

気配値表示ウィンドウが使いやすい

 

mt4 mt5 どっち

 

MT4では気配値ウィンドウの項目が2種類でしたが、MT5では4種類に増えました。

 

  • ①銘柄(通貨ペアリスト)
  • ②詳細
  • ③プライスボード
  • ④ティック

 

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詳細画面では、指定した通貨ペアの売り・買いそれぞれの高値・安値や直近の価格を参照できます。

 

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プライスボードからは登録している通貨ペアのワンクリック注文が可能です。

 

自動売買システムを簡単に自作できる

 

MT5には自動売買システムを自作するための「MQL5 Wizard」が含まれています。

 

このMQL5 Wizardを使用すればプログラミングの知識がなくても、自動売買システムを自分の好みに合わせて設計することができます。

 

(参照:https://www.metatrader5.com/ja/automated-trading/mql5wizard)

 

取扱金融商品が多い

 

MT5はFX・先物・CFDだけでなく株式・債券などの金融商品を取引する際にも利用可能です。

 

口座開設を検討しているFX業者でそうした金融商品を扱っており、なおかつMT5を取引プラットフォームとして採用しているなら、MT5で幅広い金融商品の取引が可能になります。

 

現在もアップデートされ続けている

 

2005年の登場から15年経過したMT4は、現状では開発会社のMetaQuotes Software Corp.によって新たなアップデートが行われることはありません。

 

しかしMT5については現在も新たなアップデートが行われています。

 

たとえば2020年9月にはMT5ビルド2615にアップデートされ、2020年10月にはMT5ビルド2650にアップデートされました。

 

アップデートのたびにトレーダーにとって便利な機能が追加されたり、改良されたりしています。

 

(参照:https://www.metatrader5.com/ja/releasenotes)

 

カスタムインジケーターはMT4の方が多い

 

MT5の便利な機能や特徴を紹介しましたが、MT5がMT4に今現在劣っている点が1つあります。

 

出回っているカスタムインジケーターや自動売買システムの数が少ないという点です。

 

デフォルトで搭載されているインジケーターの数はそれぞれ以下のようになっています。

 

デフォルトのインジケーター カスタムインジケーター・自動売買システムの数
MT4 30種類 多い
MT5 38種類 少ない

 

上記を踏まえて、カスタムインジケーターや自動売買システムをインストールして使いたいというトレーダーは現時点ではMT4の方がおすすめです。

 

MT5はこんなタイプの人におすすめ

 

MT5の特徴や機能を考えると、MT5は以下のタイプのトレーダーにおすすめです。

 

  • ・MT4での取引経験があるトレーダー
  • ・裁量取引メインのトレーダー
  • ・スキャルピングをメインにしているトレーダー
  • ・FXだけでなく株式などの他の金融商品の取引も行うトレーダー

 

MT4・MT5を比較してどっちか判断する!

 

MT4・MT5のどっちが自分のスタイルに適しているかを判断するために、2つの取引プラットフォームの特徴を表にして比較できるようにしました。

 

MT4 MT5
処理能力 速い もっと速い
時間足の種類 9種類 21種類
気配値ウインドウの項目 2種類 4種類
標準装備のインジケーター 30種類 38種類
カスタムインジケーターや自動売買システム 種類が豊富 少ない
これから増える見込みあり
自動売買システムの自作 プログラミングの知識が必要 プログラミングの知識なしでも可能
アップデート なし あり
採用している海外FX業者 多い 少ない
これから増える見込みあり

 

まとめ

 

mt4 mt5 どっち

 

MT4・MT5のどっちもMetaQuotes Software Corp.によって開発されたFX・先物・CFDなどの金融商品取引用のプラットフォームです。

 

MT4はすでに定番の取引プラットフォームとして多くの海外FX業者で採用されており、こちらはFX初心者から経験者まで幅広く使えるものとなっていました。

 

さらに、カスタムインジケーターや自動売買システムなどもすでに多く開発されており、自動売買での取引をメインにする方にはこちらがおすすめです。

 

MT5はMT4よりも処理能力に優れており動作が早いので、スキャルピングメインのトレーダーに向いています。

 

また、カスタムインジケーターや自動売買システムがまだ多く出回っていない点を考えると、MT5は自動売買よりも裁量取引に向いているといえます。

 

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