FXのEAを解説!自動売買で夢の不労所得は可能?
「MT4でEAを使えば自動売買でトレードができるって本当?」
こんな疑問を持っている方もいらっしゃることでしょう。
確かにFXではEAと呼ばれるプログラムを使って自動売買を行うことができます。
自動売買となるので基本的に自分でトレードを行う必要が無く、プログラムがアルゴリズムに従って設定されたとおりにトレードを行うので不労所得的な利益を得ることができます。
もちろん、使うプログラムによっては思ったような結果が出ずに損失が出てしまう場合もあるため、必ず勝てるプログラムというわけではありません。
ただ、自分でトレードを行わなくても利益を得ることができるEAなら、誰しもが一度は使ってみたいと思いますよね。
そこで今回は、FXのEAについて紹介をします。
FXのEAとは
FXのEAとは、Expert Adviserの略で自動売買を行うプログラムのことです。
EAは自分でトレード(裁量トレード)を行わなくてもプログラムがトレードを行ってくれるので、裁量トレードを行うのが苦手な人が使ったり、プロが自分のトレードの傍らでEAによる運用を同時に行ったり、といった使われ方がされています。
EA自体はプログラムであるためインターネット上で配布をされており、無料で使えるものから個人が開発した有料のプログラムまで様々あります。
他にもEAは自分で作ることができ、1からプログラミングをすることもできますがEA作成業者に依頼をしたりEA作成プログラムを使って作成することもできるので、プログラミングが出来ない人でも作ることができるのです。
ちなみにEAの自動売買は、あらかじめ設定をした売買条件に従ってトレードが行われ、売買条件はテクニカル分析などを組み合わせて作られています。
ここからは実際に、EAを運用するためにどのツールを使うのが良いのか、性能の確認方法、などについて紹介します。
EAは基本的にMT4で使える
EAは基本的にMT4(Meta Trader)で使うことができるプログラムとなります。
MT4の後継機であるMT5でも使うことができますが、MT4はMQL4で作成されておりMT5はMQL5で作成されているため互換性がありません。
それであれば後継機であるMT5を利用すれば問題無いかと思ってしまいますが、世界的に見てもMT5よりMT4の方が人気と利用者が多く、実際にEAの数が豊富にあるのがMT4なのです。
つまり、EAの種類が豊富なMT4が基本的に使われているツールとなるのです。
そのためMT4が使えるFX業者でなければEAによる自動売買は行えないという事になります。
EAの性能はバックテストデータで確認できる
EAは様々な場所で販売配布がされていますが、それぞれで性能が違うため入手前にどのような性能なのかを確認しておかなければなりません。
せっかく高額な金額を出して購入したEAが、全く役に立たず損失ばかりを出すものだと話になりません。
そこでEAを購入する際に確認をしておくべきなのがバックテストデータとなります。
バックテストとは、過去のFXチャートでEAを稼働させた場合に実際どのような成績になるのかを調べる検証作業となります。
その検証作業の結果をグラフなどでまとめたものがバックテストデータとなります。
バックテストのデータには総損益や勝率、取引回数などが記載されており、そのEAがどのような性能を持っているのかを確認することができます。
そして、バックテストと同時にフォワードテストも行われているEAであれば、さらに結果に対して高い信頼性を持つことができます。
フォワードテストとは、実際に本番のトレードでEAを使った結果のデータとなります。
バックテストだけでは何度もテストをやり直せたり、良い結果が出るように売買条件を変更されている可能性があるため、実際に運用したフォワードテストがあれば本来の性能を確認することができるのです。
そのためバックテストだけではなくフォワードテストも行われているEAの方が信頼性は高いといえます。
FXでEAを使うメリット・デメリットは?
EAに関しての基礎的なことを紹介したところで、実際にFXでEAを使う場合どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
EAを使うメリット・デメリットについてそれぞれ紹介をしていきます。
EAを使うメリット
EAを使う最大のメリットは、自分がトレードを行わなくてもプログラムが自動的にトレードを行ってくれる点にあります。
まず自動的にトレードを行ってくれるという事は、自分でトレードを行わなくてもEAが稼いでくれるということです。
つまり上手く相場で機能するEAを見つけることができれば、不労所得的にトレードで利益を得ることができます。
副業でFXを行っている人や裁量トレード(自分でトレード)が苦手と言う人にはおすすめです。
それともう一つ、自動的にプログラムがトレードを行ってくれるということで、人の感情が入らないトレードを行うことができます。
裁量トレードを行う場合、チャートのちょっとした動きに対して感情が働きエントリーや決済をしてしまう事があります。
例えば、急騰や急落が発生した際にさらに伸びると同方向にエントリーを行ったり、ポジションに含み損を抱えてしまった場合にはいつかは値が戻ると損切りなどができない場合です。
これらは自分のルールやテクニカル分析による結果の判断ではなく、チャートの動きに影響され値は戻るはずという感情面からトレードを行っているため、結果的に損失を出しやすいパターンです。
このような感情的なトレードを行ってしまいやすい裁量トレードだと上手く行かない場合も多いと思います。
その点、EAであれば自分が使うテクニカル分析を設定したものであれば淡々と理想的なトレードを行えるというメリットがあります。
EAを使うデメリット
プログラムが自動的に売買を行ってくれるEAですが、しっかりとデメリットもあります。
EAを動かし続けるためには常にパソコンをつけっぱなしにしておく必要があります。
もしパソコンの電源が落ちてしまったりした場合にはEAが停止してしまうのです。
そのためEA専用のパソコンを準備しなければ、安定した売買を行うことが出来ないという面があります。
パソコンの電源をつけっぱなしにしなくても、VPSと呼ばれる仮想サーバーを利用すればオンライン上でEAを稼働し続けられます。
ただ、VPSは無料で利用することができず、性能に応じた月額料金を支払わなければなりません。
それとEAは必ず勝てるプログラムではありません。
EAには基本的にレンジ相場とトレンド相場のどちらかに対応したプログラムで作られており、それぞれの適した場面で使わなければ上手く利益を得ることができません。
そのためトレンド系のEAを使いながらレンジ相場が長く続くと負けてしまうというデメリットもあるのです。
EAを選ぶ良いポイントは?
実際にこれからEAで自動売買をはじめようと思った際に気になるのは、どのようにEAを選ぶべきかではないでしょうか。
人気のEAを選んでも問題はありませんが、人気のEA=勝てるEAとは限りません。
ですので、あらかじめしっかりとバックテストデータで勝てるEAなのかを調べなければならないのです。
そこでここからは、EAでを選ぶ際にどのようなポイントを確認すれば良いのかを紹介していきます。
これを参考にすれば勝てるEAが必ず見つかるわけではありませんが、はじめてEAを選ぶ人にとっては参考になると思いますので、ぜひ確認してみてください。
プロフィットファクターと最大ドローダウン
当り前かもしれませんが、総収益が右肩上がりで利益を得られているEAを選びましょう。
ということでまずはプロフィットファクターに着目をします。
プロフィットファクターは、EAの総利益÷総損失で求めることができ損失に対してどの程度の割合で利益を出せているかが分かる指標となります。
つまりプロフィットファクターが3という数値であれば、損失額の3倍の利益を出せているEAということで非常に効率が良いEAということがわかります。
逆にプロフィットファクターが1以下の場合には効率が悪いEAと判断することができるのです。
そのためまずEAを確認する際にはプロフィットファクターからチェックしましょう。
同時に最大ドローダウンも確認をしておくべきです。
最大ドローダウンとは、EA運用時に最大負け時の負け幅を表す指標となります。
最大の負け幅が確認できるので、これからEAを運用する際に最大でどれだけの負け(リスク)があるのかを想定することができます。
取引回数と勝ち負けトレード
バックテストを確認する際には運用年数と共に取引回数も確認をするようにしましょう。
バックテスト中の取引回数を確認することで、取引回数が多すぎる場合にはスプレッド分機会損失が発生し、取引回数が少なすぎるとEAが相場に適せずにトレードが行えない場面が多すぎると判断することができます。
そのため運用期間と取引回数から1日あたりでどの程度、取引を行ったかを確認してみると良いでしょう。
それと平均勝ちトレードと負けトレードも確認をしておくのがおすすめです。
これはそれぞれ、トレードで買った際の幅と負けた際の幅を平均した値となります。
もし平均勝ちトレード幅よりも平均負けトレード幅の方が大きい場合には、当然ながら勝率50%前後では負ける可能性が高いEAとなってしまいます。
ただ、平均勝ちトレード幅が平均負けトレード幅よりも大きい場合には勝ちやすいEAと判断することができ、勝率が50%以下の場合でも勝ち幅に余裕があるため勝てる可能性のあるEAとなるのです。
そのため平均勝ち負けトレード幅と勝率に関しても見ておいた方が良いです。
入手したEAはバックテストを行い、少額で試運転をしてみる
最後に入手をしたEAは公開されているバックテストだけではなく、自分でもバックテストを行ってみるのもおすすめです。
直近の市場でバックテストを行ってみたり、公開されているテスト期間よりも長く行ってみましょう。
そして問題がなければ、まずは少額から試運転で稼働をはじめてみてください。
いきなりEAに資金を全力投入してしまうと、EAと相場の相性が悪く負けが続いてしまう可能性があります。
先ほども少し紹介をした通り、EAは万能ではなくレンジ相場やトレンド相場それぞれで前提として作成をされているため、適した相場で稼働させなければ上手く利益を狙うことができません。
そのため入手したEAをどのような場面で稼働をさせれば良いかを見つけるために、試運転を行うというのもあります。
後は、EAが上手く稼働をして信頼できるようであれば、資金を上げて不労所得的な利益を狙っていきましょう。
まとめ
以上がFXの自動売買であるEAの紹介となります。
EAは有料と無料それぞれで入手をすることができ、性能の良いEAを入手することが自動的に稼いで不労所得的な利益を得る近道となります。
もちろん、EAも常に勝てるわけでは無いので、適した相場を見つけて稼働させるタイミングなどを見計らいましょう。
ぜひ感情が介入しないEAで理想的なトレードを行い、FXでしっかりと稼いでいきましょう。
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