更新:2020.08.02 作成:2020.08.02

ストップロスとは?XMでストップロス注文をする方法を紹介

FXでは取引画面を見ていないときに相場が変動し、予想以上に損をするというケースがあります。こうした状況に対応する方法がストップロスです。しかしストップロスの意味や取引画面でそれをする方法がわからないという方もおられます。

 

この記事ではストップロスの意味、それの重要性、XMの取引画面でストップロス注文をする方法を紹介します。この記事を読めば自分の大事な投資資産を不必要に失わない方法がわかるでしょう。

 

そもそもストップロスとは?

ストップロス(Stop Loss)は損(Loss)を止める(Stop)というそのままの意味で、日本語では「損切り」といいます。損失を確定する取引です。

 

トレーダーはこれぐらいなら許容できるという損失額をあらかじめ設定し、レートが動いてその損失額に到達したなら決済して損切りつまりストップロスします。

 

ストップロス注文とは?

 

ストップロス注文とは、許容できる損失額やレートをあらかじめ決めておき、そのレートになった時点で自動的に決済する注文方法です。

 

ストップロス注文をしておけば、取引画面が見れないときなどに、急に相場が予想に反して逆に大きく動いたとしても、自動的に決済して損切りしてくれます。これにより損失は許容できる範囲内に留めることが可能です。

 

ストップロスの重要性

 

FXでは、毎回の取引の利益額や損失額だけではなく、利益の出た取引と損失の出た取引をトータルで考えて、効率的に資金を運用できているか分析する必要があります。

 

損失が出たポジションは、損失額が大きくなる前にストップロスすることが重要です。こうすることで無駄に投資資金を失うことを防ぐことができ、長くFX取引を続けることができます。

 

FXに挑戦する人の多くがこのストップロスつまり損切りができず、資金を失いFX取引から手を引いていきます。ですからストップロスの方法を覚えておくことはとても大切です。

 

とりわけFX初心者は、新規の注文を出すのと合わせてストップロス注文をするのが無難でしょう。なぜなら最初のうちはトレンドや値動きの予想がうまくできず、状況に流されて損切りできないということがあるからです。

 

ストップロス注文とロスカットの違いとは?

 

FXでは損失額を一定の範囲内に収める救済措置としてストップロス注文以外にロスカットというシステムもあります。ストップロス注文とロスカットの違いについて比較しながら紹介します。

 

ストップロス注文

ロスカット

ポジションごとの価格指定

できる

できない

損失額の大きさ

ロスカットに比べて損失額が少ない段階で決済可能

XMの場合は証拠金支持率が20%を下回ったときにロスカットが執行されるので、損失が大きくなる

複数のポジションを

保持している場合

一部のポジションのストップロス注文を約定しても他のポジションは保持できる

ロスカットが執行されると保持しているすべてのポジションが決済され損失が確定する

 

ロスカットやゼロカットは、トレーダーが証拠金以上の損失を被ることを防ぐために行われるXM側の救済措置です。それで、損失額をなるべく抑えようと思うならトレーダー自身がストップロス注文を覚えるようにしましょう。

 

ストップロス注文をする方法

 

次にXMの取引プラットフォーム上でストップロス注文をする方法を紹介します。

 

XMではMT4とMT5の2種類の取引プラットフォームがあります。この記事では一般的によく使われているMT4でストップロス注文をする方法を図解付きで説明します。

 

成行注文でストップロス注文する方法と、指値注文でストップロスする方法を紹介しますので参考にしてください。

 

XMのMT4で成行注文のときにストップロス注文する方法

 

まずはXMのMT4の画面を使いながら成行注文するときにストップロス注文をする方法を紹介します。

 

1.「新規注文」をクリックしオーダーフォームを表示

MT4の画面上部にあるツールバーの中から「新規注文」をクリックします。すると「オーダーの発生」つまりオーダーフォームが表示されます。

 

2.オーダーフォームに必要事項を入力


赤枠で囲まれた部分に必要な数値を入力したり、希望する取引を選択したりします。入力する内容は以下のとおりです。

 

項目

入力もしくは選択内容

通貨ペア

取引したい通貨ペアの選択

チャートからオーダーフォームを開いた場合は自動的にチャートで表示されている通貨ペアになる

数量

取引数量

決済逆指値(S/L)

ストップロス注文したい値を入力

決済指値(T/P)

利益確定したい値を入力

(リミットオーダーやテイクプロフィットオーダーを合わせてするときに入力)

コメント

空欄のまままで問題なし

注文種別

成行注文と指値注文の2種類があるが、この場合は成行注文を選択

成行売り・成行買い

入力した情報を確認し、売り・買いのどちらかを選択して注文完了

XMのMT4で指値注文のときにストップロス注文する方法

 

次にXMのMT4の画面を使いながら指値注文のときにストップロス注文をする方法を図を使いながら紹介します。

 

1.「新規注文」をクリックしオーダーフォームを表示

 

MT4の画面上部にあるツールバーの中から「新規注文」をクリックします。すると「オーダーの発生」つまりオーダーフォームが表示されます。これは成行注文でストップロス注文をするときと全く同じです。

 

2.オーダーフォームに必要事項を入力

 

成行注文のときと同じように、赤枠の部分に必要な数値を入力したり、希望する取引を選択したりします。入力する内容は以下のとおりです。

 

項目

入力もしくは選択内容

通貨ペア

取引したい通貨ペアの選択

チャートからオーダーフォームを開いた場合は自動的にチャートで表示されている通貨ペアになる

数量

取引数量

決済逆指値(S/L)

ストップロス注文したい値を入力

決済指値(T/P)

利益確定したい値を入力

(リミットオーダーやテイクプロフィットオーダーを合わせてするときに入力)

コメント

空欄のまままで問題なし

注文種別

成行注文と指値注文の2種類

この場合は指値注文を選択

注文種別

Buy Limit(買値注文)

Sell Limit(売値注文)

Buy Stop(買い逆指値注文)

Sell Stop(売り逆指値注文)

4種類ありますが、Buy StopもしくはSell Stopを選択

価格

Buy Stop(買い逆指値注文)は現在の価格より高い価格を指定

Sell Stop(売り逆指値注文)は現在の価格より低い価格を指定

有効期限

有効期限を指定する場合はチェックを入れて有効期限を設定する

そうすることで指値がつかなかったときのオーダーの消し忘れを防げる

発注

入力した情報を確認し、「発注」をクリックすれば注文完了

ストップロス注文ができているか確認する方法

 

XMのMT4のチャート画面からストップロス注文ができているか確認できます。

 

買いの成行き注文を出したときにストップロス注文も同時に行いました。するとチャート画面にストップロスの価格のラインがきちんと表示されています。

 

さらにMT4画面の下にあるターミナルウインドウの「取引」をクリックすれば取引状況を確認できます。「決済逆指値(S/L)」のところにストップロスの価格が表示されていればきちんと注文がされています。

ストップロス注文の変更やキャンセル方法

 

ストップロス注文の変更も簡単です。

 

ストップロス注文の価格ライン上にカーソルを持っていき上下に動かしてドラッグするだけで変更が可能です。

 

キャンセルは同じようにストップロス注文の価格ライン上にカーソルを持っていき右クリックすれば、注文のキャンセルや変更が可能となるウインドウが表示されます。そこからストップロス注文のキャンセルができます。

XMでストップロス注文ができない!?

 

XMではストップロス注文ができないということがあります。XMの公式ページでもそうした現象が起こることを認めており、その理由も明らかにしています。

 

公式ページの「カテゴリー別よくあるご質問」のページではそれについて以下のように回答しています。

 

この回答の中では”指値/逆指値を設定する際には、現在の市場価格から特定の距離を置く必要があります”と書かれています。

 

つまり、ストップロス注文の価格は、現在の市場価格から特定の距離を置かなければ設定できないということです。ストップロス注文の設定価格が、現在の市場価格とあまりにも近すぎると注文できません。

 

そしてこのストップロス注文の価格と現在の市場価格との距離は、各通貨ペアごとに違います次に通貨ペアごとのストップロス注文の価格と市場価格の距離幅をどのように知ることができるのかを紹介します。

 

XMの公式ページから確認する

 

XMの公式ページにある「FX取引のスプレッド/取引条件」の部分から各通貨ペアごとのストップロス注文の価格と市場価格の距離幅を知ることができます。

https://www.xmtrading.com/jp/forex-trading)

 

表の右端にある「指値および逆指標レベル」が各通貨ペアごとのストップロス注文の価格と市場価格の距離幅です。

 

MT4の取引プラットフォームから確認する

 

ストップロス注文をするため、現在の市場価格と設定価格にどれくらいの幅を広げないといけないかは、MT4の取引プラットフォームからでも簡単に確認できます。

 

MT4の画面にある「気配値表示」のウインドウから確認したい通貨ペアを右クリックします。すると新しいウインドウが開くのでそこにある「仕様」をクリックしてください。

 

今回は例としてUSD/ JPYの通貨ペアを選びましたが、そうすると「USD/ JPY取引条件」という以下の画面が表示されます。

 

この画面の「ストップレベル」の40という数字に注目します。この数字はポイント表記になっているので40ならば4pipsストップロス価格と現在の市場価格を離さないといけないということになります。

 

もしストップロス注文ができないときは、設定したストップロス価格と現在の市場価格の間にストップレベル分の乖離があるかどうか確認しましょう

 

ストップロスでも対応できないケースがある!?

 

ストップロス注文をあらかじめしておけば、損失額を許容範囲に収めることができます。急に相場が動いたときに投資資産の損失被害を最小限にするという意味では大きな効果です。

 

しかしそうしたストップロスでも損失をカバーしきれないケースがあります。それは週をまたいでポジションを保有したときの「窓開け」です。このケースでなぜストップロスの効果が期待できないのかを説明する前に、窓開けについて簡単に説明します。

 

「窓」や「窓開け」とは?

 

普通はチャートのローソク足が途切れることはありあせん。しかしある出来事があるとチャートのローソク足とローソク足の間が途切れることがあります。この状態を「窓」もしくは「窓が開いた」と表現します。

 

隣り合うローソク足の終値とは始値の間に大きな開きがあるときに見られる現象です。上方向に窓が開けば値が少々する勢いが強い、下方向に開けば下落する傾向が強いと判断できます。

 

週末に政治的・経済的に大きな出来事があったときなど、月曜日の朝の市場開始時に窓が開くという現象が起こることがありますまた市場が開いている時間帯でも大きなサプライズがあると窓開けが起こります。

 

窓が大きく開くと証拠金以上の損失が起こる可能性がある!

普通はストップロス注文をしておけば、仮に相場が予想とは逆に動いたとしても損失は証拠金の範囲内で収まります。

しかし月曜日の朝の市場開始時の窓開けで価格が急に暴落したり暴騰した場合、損失は証拠金を越える可能性があります。こうなればストップロスだけで損失のコントロールはできません。

XMの場合はゼロカットシステムがあるので、証拠金以上の損失を被った場合、証拠金はゼロに戻されます。追証を背負うことはありませんが、それでも投資資金はゼロになります

ですから、週をまたいでポジションを保有するのではなく、資金を安全に管理するという意味でも、金曜日の取引終了前に保有しているポジションを決済することをおすすめします。

そして月曜日の市場開始時にあらためてストップロス注文をしながらポジションを建てるようにしましょう。

 

まとめ

 

XMで取引を行うときにストップロスをすることの重要性について取り上げました。FXでは毎回の取引で利益を出せるとは限りませんから、相場が予想に反する動きをした場合に、損失を最小限に食い止めなければなりません。その方法がストップロス注文でした。

 

FX初心者は相場の動きを読んだりするのに慣れていません。また損切りしないといけないと頭でわかっっていても、また値が上がるのではという根拠のない希望をいだいて損切りできないということもあります。

 

ですから新規注文を出すときには一緒にストップロス注文をするのが賢い方法です。

 

XMは最大レバレッジが888倍なので少ない証拠金でもたくさんの通貨量を取引できます。しかしXMで長くFX取引を行い続けるにはストップロスの方法を理解し、上手に投資資金を管理しなければならないことを覚えておきましょう。